略し方の類型 2
以前の記事で、略し方には"チーカマ"タイプと"ホイコ"タイプがあると書いた。
しかし、その類型には当てはまらない略し方があった。
ケンタッキーフライドチキンを"ケンタ"と略す。
これは"ホイコ"タイプだ。
マクドナルドを"マクド"と略す。
これも"ホイコ"タイプだ。
では、マクドナルドを"マック"と略した時はどうだろう。
これは"ホイコ"タイプではない。
英語読みをしているからだ。
新たなタイプの登場である。
そしてもう1つ。
僕は毎朝ゴマ入りきな粉を牛乳で溶かして飲んでいる。
そのゴマ入りきな粉を僕は"きなゴマ"と略している。
"ゴマきな"ではない。
それではしっくりこない。
やはり"きなゴマ"なのだ。
ただ、このタイプはかなり稀な気がした。
わざわざ言い方を逆にしているからだ。
他にこの略し方は無いだろうと思った。
念の為、"きなゴマ"タイプが思い浮かぶかどうかを妻に聞いてみた。
妻は答えた。
中高時代にファミリーマートを"マーファミ"と略していた、と。
まさかファミリーマートにそんな略し方があるとは。
衝撃だった。
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