松野飛呂

都内私立理系大学に通う3年生。精神疾患(気分変調症、適応障害)と発達障害(LD)を抱え…

松野飛呂

都内私立理系大学に通う3年生。精神疾患(気分変調症、適応障害)と発達障害(LD)を抱え通院中。在学中、教職課程を選択し教育学に目覚める。現在、大学を休学し国立大学教育学部を目指し浪人中。自殺未遂歴あり。

最近の記事

母の記憶の中に小学生の頃の僕がいない

 つい先日、母と会話をしていた時のことです。  僕が以前勤めていた個別塾(中学生時代お世話になった塾)には、僕の小学校の後輩達が沢山通っていました。中学の後輩も数人通っていました。まぁ、つまり、受験に特化した進学塾ではなく地域の子供達が通う塾なんです。  僕の担当生徒には何人か後輩がいました。その子達から今の学校の様子を聞くのが、実は少し楽しみでした。  そこで驚いたのが、自分が通っていた小学校が今やかなり荒れた学校になってしまっているということでした。僕が通っていた当時、

    • 大学を休学したら匿名で批判的なメッセージが届くようになった

       精神疾患と仮面浪人を理由に大学を休学して1ヶ月経ちました。最初は薬の相性が悪く、起き上がるのすら困難でしたが、最近では毎日ちゃんと朝に起きて、日中勉強し、夜は犬の散歩で軽い運動を取り入れられるようになりました。以前ほど強い自殺念慮もありませんし、自傷行為も止まったのでかなり良い傾向かな? と自分では思っています。  多くの若者がそうであるように、僕もSNSをやっています。そのSNSアカウントの一つ、いわゆるリア垢では新入生や後輩に向けた質問箱を設置し、履修登録の仕方や授業

      • 浪人宣言

        身体障害のある子供の場合、虐待を受けるリスクは4.3倍。知的障害のある子供は13.3倍というデータがあります。また、発達障害のある子どもの虐待リスクの高さを示すデータも出ています。 自分自身、学習障害の影響で小学校に上がってからは父親に酷く叱責されることや、叩かれることがありました。 僕の学習障害は、いわゆる識字障害というもので、とにかく文字を書くということが困難だったのです。平仮名を綺麗に書けない、片仮名の区別がつかない、漢字を鏡文字で書く。みんながスラスラ文字を書く中

      母の記憶の中に小学生の頃の僕がいない