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オリックスはもとが阪急だから強い

#42

今のオリックスはヤバいくらい強いけれど、
かつての阪急ブレーブスはもっと強かった。
1975年からの3連覇が野球の出会いと重なる。
長嶋茂雄の引退はリアルタイムで知らないが、
巨人の9連覇の終焉と広島カープの初優勝、
田淵幸一のホームランと山口高志の豪速球が、
神戸で過ごした僕の野球の原体験になっている。
阪急は毎年のように日本シリーズに出るのに
阪神は長く変わることなく優勝することもなく
阪神対阪急の日本シリーズは幻のまま。
安芸と高知でオープン戦はやっていたが、
阪急と阪神がHDになるとは思わなかった。

その後、オリックスにチームが変わっても
夢のカードはなかなか実現しなかった。
関西私鉄 & 百貨店同士の日本シリーズは、
昭和プロレスファンの永遠のテーマだった
馬場と猪木はどっちが強い?  と、
匹敵するくらい少年の心をざわつかせたが、

直接、対戦しないとどうにもならない。
共通の対戦相手と戦績で判断するしかなかった。
1985年に阪神に負けて日本一を逃した西武は、
86年 広島、87年 巨人、88年 中日、
90年 巨人、91年 広島、92年 ヤクルトに勝ち、
黄金時代を築いた。西武が勝つほど強いほど、
獅子に勝ち日本一になった虎が「最強ちゃう」。
でも、虎はセ・リーグで果てしなく負けていた。

虎党の妄想三段論法による都合のいい
阪神最強説は説得力を欠いて破綻する。
阪急阪神対オリックスになったけれど、
実現するかしないかは常に虎次第だったが、
ついに、59年ぶりとなる関西ダービー。
しかし、その前にCSという余計な戦いが。
短期決戦のトラウマが脳裏をかすめる。
オリックスは大丈夫だと思うが、
虎がやらかさないか心配である。

今週の虎党の呟き😓

侍ジャパンに勝った中日の世界一説と同じやな。


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