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そうだ珈琲屋になろう その7
沖縄から帰った私は就職先を探す生活となる。
会社を退職する際、会社理由として退職したので幸いにも翌月から失業保険が出た。
当時は最大3か月だったので、本当はいけないのだが3か月はゆっくりしようと決めていた。
だからこそ沖縄にも長期で行けた訳で、帰ってきた時点で残り1か月半。
就職先が見つかる保証はないのだが、この先の人生で数か月も働かなくていい日が来るのかわからない。
折角なので今度はフ
そうだ珈琲屋になろう。 その6
沖縄の旅は「ヒロ・コーヒーファーム」に行くことが目的だったが、それ意外も自分にとって為になる旅だった。
節約をしたかったので宿はゲストハウスを初めて利用した。
実は言うと予定していなかったことなのだ。
本来自分の事なので一人で行かなければいけないのだが、私は友人を誘った。
当時は外食も一人ですることができないくらいで、一人旅なんて考えられない事だった。
とはいえ個人的な用事でましてや多く
どこにお金をかけるのか
開業を志した時に当然どんなお店にしたいか考える。
多くはどんな内装にするか外観をどんなのにするかイメージする。
レトロ調にしたい。
色を統一したい。
アンティークの家具で揃えたい。
意外にもその時が一番楽しかったりします。
しかし若いころ言われた事があります。
「お店の外装や内装は料理でいえばフライパンです。いくら良いフライパンを使っても技術や素材が良くなければ美味しい料理は出せませ
そうだ珈琲屋になろう その5
勢いそのままに友人を誘って沖縄へ旅に出た。
せっかくの無職なので長期の計画。
節約の旅はゲストハウスに宿泊で成り立つ。
友人を誘ったのは友人がバックパッカー経験者でゲストハウスにも詳しかったからだ。
長期の旅であったが早々に私は別行動で『ヒロ・コーヒーファーム』へ向かった。
レンタカーで那覇からどのくらい走っただろう。
ヤンバル地区の奥地に農園はあった。
カフェも併設されている農園。
そうだ珈琲屋になろう その4
転職先を探す際ほとんどが都内中心。
しかも当時実家暮らしだった私はそこから通勤する考えで探していた。
特にそれが問題だと思ってないし、貯金とか考えればその方が良いと思っていた。
転職先だって都内の方が圧倒的に多い。
そんなに厳しい条件じゃないと思っていたが、『美味しい自家焙煎珈琲店でちゃんと給料も出る』を条件にしただけで全然見つからなかた。
悩んでいた私に彼女が言った。
「全国にも色々
そうだ珈琲屋になろう その3
現状の仕事をしながら珈琲の勉強をして、いつかタイミングをみて転職しようと決めたのは24歳の頃。
慎重にかつ確実に夢に向かって頑張ろうと思っていたが、状況は良くなかった。
職場の経営状況は最悪で、ボーナスを貰ったのは初年度だけでその後は昇給すらすることもなかった。
噂で来年は倒産かもと聞き、辞める日も近いかなと覚悟していた。
そして翌年倒産ではなかったが、私は早めの判断で退職することにした。
そうだ珈琲屋になろう
『なぜ珈琲屋を目指したのか。』
もともとは自動車整備の専門学校を卒業して、そのまま自動車関連の職につた。
数年間勤めながら常に疑問を感じていた。
「このままで良いのだろうか。」
つまらない・給料が悪い・やりがいを感じられない。
正直、週末の休みの為に生きている感じだった。
何より当時必死に料理の世界で頑張っていた彼女と話をするときに気づいたことがある。
それは彼女が仕事の話を沢山する