一日一言(1月23日)
1.安岡正篤(心を養い、生を養う)
『人物の見分け方②』
臨機臨怒に涵養(かんよう)を看るは、
喜ぶや悲しみに際して
恬淡(てんたん)としているとか、
どんな怒るかと思っていると悠揚としているなど、
平生深く養っておればそれがでることだ。
群行群止とは、
大勢の人間と一緒の行動をしているとき、
その人の見識が現れることをいう。
※恬淡
こだわりがなく、あっさりしている意
→平生
普段からの心掛け・行動が大事
いつでも見られているという意識を持つ
感謝の心を持ち続ければ
いつまでも謙虚でいられる。
2.森信三(修身教授録)
『誠心』
その人の誠心が、
周囲の人々の心を揺れ、
→やはり自分の軸となる志
その中の土台となる
原理原則をしっかり学ぶ必要がある
それがわかれば全てぶれない。
3.松尾芭蕉
(今日一日を楽しく生きる知恵)
『美しい雪の力』
馬をさへ ながむる雪の 朝哉
(野ざらし紀行)
目をさました!
あッ 雪だ 雪だ。
旅人がぽつんと一人
馬にのって 美しく
雪の道を 歩いていく
雪が降る積もった朝は
馬まで ふだんと違って 親しい。
馬は、動物!
自分は人間と思っていたが、
美しい雪が、
馬と人間をひとつにしてくれる。
→雪によって人と馬が一緒になる
寒さがお互いを一緒にいることで
暖かさを感じることができる。
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