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改元してもいいんじゃない?

気がつくと令和4年。つい最近菅官房長官が令和の文字を披露したのをテレビで見たような気がします。

令和に改元されたのが2019年の5月1日。後2ヶ月ほどで丸っと3年経ちます。実質34ヶ月しか経っていない令和の世ですが不吉なほど災厄に見舞われています。思い出せるだけで、

令和元年:台風15号で千葉県が被災
令和2年1月:コロナ流行始まる
令和2年7月豪雨:九州で記録的豪雨
令和3年7月豪雨:静岡県熱海周辺で記録的豪雨
令和3年8月豪雨:九州で再び記録的豪雨
令和3年8月福徳岡ノ場噴火
令和4年:トンガ海底火山爆発
令和4年:ロシアウクライナ戦争

と災厄のオンパレードです。コロナに至ってはONGOINGで被災中です。この後株価の大暴落や戦争当事国のハイパーインフレも控えているのではと身構えてしましまいます。生まれて60年ほど経とうとしていますが、私の記憶を辿ってもこれほど密に厄災が詰まっている3年間は覚えがありません。縁起をかついで改元してもいいのではないかと思うくらいです。

そう思って元号を変える際にはどのような手続きが必要か調べてみました。

元号は「元号法」によって管理されています。そして「元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める」とされています。現行の元号法では法改正をしない限り元号は皇位継承されない限り変更はできません。その昔は「災異改元」と言って大きな災害があると元号の変更がしばしば行われたようです。こちらのページにそのリストがありますが思ったより多く行われています。

ゲンを担ぐのは科学的でもなければ、元号の変更にはさまざまな社会上の変更が必要でコストがかかります。このような非常時に国会や社会のコストをかけてあえて改元することにはメリットが少ないことは重々承知の上ですが、これほど厄災が重なるとコストはかかるにしても改元への国民の理解は得られるかもしれません。感染や戦争、それに伴う景気の減速があと2年くらい続くと市井からこのような声が聞こえてくるかもしれないなぁと思います。



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