不貞寝の効用
一つのテーマで長く描いたので楽をしてしまいました。さて今日から何を書こうと考えていたのですが、次の長編まではちょっと時間を置きます。しばらくは閑話休題な内容でつらつら書いてみたいと思います。
今日はアンガーマネジメントについてです。皆さんは頭にきたり、イライラした時はどのようにコントロールしていますか?
恥ずかしながら私はアンガーマネジメントが苦手で顔や態度に出てしまいます。怒ることは自然な反応なので抑えようとして収まるものではありません。怒りやイライラをどのようにコントロールしようかと考えたことがあり6秒間我慢するとか、90秒で収まるとかさまざまなライフハック的な方法を試してみましたが特効薬はありませんでした。たどり着いたのは怒りやイライラはコントロールできないという結論でした。コントロールしようと返ってストレスが溜まって怒りが増幅することもあります。私は諦めてコントロールすること自体やめました。その代わりに怒りやイライラで引き起こされる良くない結果をコントロールすることを心がけるようにしました。
どうやって結果をコントロールするのか? それは怒りやイライラでたかぶっているいる時には「判断はしない」ことで怒りの影響を後々に残さないということです。怒った後でも1時間くらいの間は体によからぬ影響があるそうです。研究によると1時間以内に怒った人が心筋梗塞を起こす確率は世界のすべての地域、男女、すべての年齢層に於いて高くなるそうです。怒りって怖! それほど人の体に影響を与える怒りの状態は最善の判断をするのには適していません。自分の首を絞めるような行為はできるだけ回避しようと考えました。
これは意外と効きました。怒っているときは「今は怒っているから判断はしちゃダメだ」と自分に話すようにしています。そしてそれだけを自分に課すようにしています。
実践すると2つのいいことに気がつきました。一つ目は「自分は今怒っているのか?」ということを客観的に見ることができるようになることです。もう一つは「今自分は何かを判断しようとしているのか?」という問いにも自分で答えを出せるようになります。 怒ることをやめるのではなく、怒っているのか? 今何をしようとしているのか?を確認することで、不必要に起きるダメージを回避できるようになりました。
可能ならば一度しっかり睡眠を取ってから判断をしたほうがいいようです。睡眠をしっかり取ってないと怒りやすくもなるようです。怒ったら寝る。寝るまで判断はお預け!というのは心にも結果にも良い影響を与えそうです。ということは「不貞寝(ふてね)」にはとても効果的な怒りによるリスク軽減法だと思います。
気に入らないことがあったら寝ましょう!睡眠は問題解決への近道です。 zzz おやすみなさい。