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自公も立共も同じ穴の狢

岸田政権がマルクス主義の分派であるフランクフルト学派の思想的影響を強く受けたLGBT理解増進法の成立に突っ走ったことから保守層の自民党離れが加速している。岸田首相がLGBT法の成立をこれほどまで拙速に推し進めた背景にはバイデン政権およびバイデン政権を裏で操るDS(グローバリズム勢力)の強い意志がある。

7.8奈良テロ事件の真相を知る岸田は安倍元首相の二の舞になることを恐れ、バイデン政権の完全なるポチと化してしまった。忠犬岸田は歴史的にも文化的にも性的マイノリティに対する差別意識や偏見が希薄な我が国において全く不必要と思われるLGBT理解増進法の成立にやみくもに突っ走るしかなかったのだ。LGBT理解増進法が成立した後になって、自民党の有志議員が「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟(全ての女性守る議連)」を立ち上げたが、そもそも順序が逆転している。「選挙目当ての目眩しでは?」と疑われても仕方がない。

極端に左傾化した現在の自民党にほとほと愛想が尽きた作家の百田尚樹氏はジャーナリストの有本香氏とともに保守新党を立ち上げることを公言した。いかに著名な百田氏であっても政党を立ち上げることは並大抵のことではない。実を結ぶまでには非常に困難を伴うと思うが、その心意気は大いに評価したい。とはいえ、百田氏も有本氏もウクライナ戦争に関してはその歴史的背景やネオコン勢力の存在を完全に無視してひたすら反ロシアの姿勢をとっていることが非常に気がかりだ。

保守政党を自称する自民党だが、その実態はグローバリズムを志向するリベラル政党と言ってよい。とはいえ、これまでは「頭隠して尻隠さず」の中途半端な姿勢をとり続けていたのだが、安倍元首相が暗殺されたことで、恥も外聞もなく堂々と頭もさらけ出すようになってしまった。今まで自公政権はさすがに立民や共産よりマシだと思っていたが、もはや自公も立共も「同じ穴の狢(ムジナ)」と呼んでも過言ではあるまい。

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