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トランプ前大統領銃撃事件と安倍元首相銃撃事件の類似性

平和を願う多くの人が懸念していたとおりトランプ前大統領が13日東部ペンシルベニア州での選挙集会の演説中にトランプ氏を狙った銃撃事件が起きた。銃弾がトランプ氏の右後頭部を目掛けて飛んでくるときにトランプ氏が一瞬顔を右側に傾けたため右耳上部を銃弾が貫通する程度で済んだが、そうでなければトランプ氏は確実に絶命していた。トランプ氏は過去にも度々暗殺未遂に遭っているようだが、今回は間一髪まさに奇跡的に未遂で終わった事件と言ってよい。

今回の事件で明らかになったようにトランプ氏の警護体制には大きな不備があったうえ、SS(シークレット・サービス)や地元警察の一部が狙撃犯と連携、もしくは狙撃犯を黙認していた可能性もある。そうでなければライフル銃を持った不審者が会場の敷地内に侵入することはほぼ不可能だからだ。そういう意味でこの事件は2年前の大和西大寺駅北口付近での安倍元首相暗殺事件を思い起こさせる。“狙撃犯”とされる山上徹也なる明らかな不審者の存在をSP(シークレット・ポリス)も奈良県警もなぜか“無視”していたからだ。安倍元首相を実際に狙撃した真犯人とは別に安倍元首相の暗殺には政権中枢のほか、奈良県警や地元政治家も深く関与している可能性が疑われている。ひょっとすると今回のトランプ銃撃事件と安倍元首相銃撃事件を直接指示している連中は共通しているかもしれない。

今回の銃撃事件が未遂に終わったことによりトランプ氏の毅然とした態度が大きく讃えられる一方、民主党陣営へのダメージは計り知れない。だからこそ“奴ら”は「トランプ陣営による自作自演説」を吹聴しているのだ。合理的思考能力が欠如した一部の人はこの「自作自演説」を信じてしまう可能性があるが、多くの人を納得させるにはさすがに無理がある。すでに選挙戦で優位に立つトランプ氏が実銃経験の浅い20歳の若者に命を預ける合理的理由がないからだ。今回のトランプ前大統領暗殺の試みはすんでのところで失敗したが、これで“奴ら”がトランプ再選阻止を諦めてしまうとはとても思えない。“奴ら”は今後も暗殺を含むあらゆる狡猾な手段を使ってトランプ再選阻止を画策し続けるだろう。

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