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インフレって何?初心者のためのお金の歴史講座

インフレの仕組みとお金の歴史

投資を始めると、「インフレ」という言葉をよく耳にすると思います。インフレとは、お金の価値が下がる現象のことです。これは現代の経済では避けられないことですが、実はインフレが常に起こっていたわけではありません。ここでは、お金の歴史とインフレの関係を初心者向けにわかりやすく解説します。

物々交換から自然貨幣へ

昔、人間は物々交換で必要なものを手に入れていました。例えば、お米と魚を交換するような形です。しかし、物々交換は不便な面が多かったため、穀物や貝殻、塩、家畜などが「自然貨幣」として使われるようになりました。これらは特定の価値を持ち、交換手段として利用されました。

金属貨幣の登場

やがて、金や銀、銅などの希少な金属が貨幣として使われるようになりました。金属は持ち運びが便利で、長期間保存できるため、信頼性の高いお金として広まりました。これが「金属貨幣」の始まりです。

紙幣の誕生

しかし、金属貨幣には限りがあり、流通量が増えると作りきれなくなるという問題が発生しました。そこで登場したのが「紙幣」です。最初の紙幣は「兌換紙幣」と呼ばれ、金や銀と交換できることが保証されていました。つまり、紙幣自体が直接価値を持つわけではなく、金や銀の代わりとして使われていたのです。

不換紙幣とインフレ

時代が進むと、兌換紙幣は「不換紙幣」へと変わりました。不換紙幣は、金や銀と交換できる保証がなく、国がその価値を保証する形になりました。この仕組みになると、国は必要に応じてお金を印刷して増やすことができるようになりました。その結果、お金の量が増えすぎると、インフレが発生するようになったのです。

まとめ

インフレの原因は、お金の量が増えすぎることにあります。お金の歴史を振り返ると、物々交換から始まり、自然貨幣、金属貨幣、兌換紙幣、不換紙幣と変遷してきました。そして、不換紙幣の時代に入ってから、インフレが起こりやすくなりました。これを理解することで、現代の経済の仕組みをより深く理解できるようになります。

投資をする上でも、インフレの影響を考慮することは非常に重要です。これからの投資活動に役立ててくださいね。

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