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宇宙ビジネスはこれから!?じっちゃまライブ「宇宙ビジネス投資のポイント」を振り返ってみた。

ロシアのウクライナ侵攻で思い出した数年前の宇宙ビジネスブーム。

「じっちゃまライブ」宇宙ビジネス投資のポイントを振り返ってみました。

じっちゃまライブから宇宙ビジネスについて、以下のことを学ぶことができる。


1、新しいサテライトインターネット

【ロシアのウクライナ侵攻に関連した動き】

ー日経新聞の記事ー
米スペースXを率いるイーロン・マスク氏は衛星インターネットサービス「スターリンク」の送受信機をウクライナに提供し、ロシアによる通信の遮断に対して対抗しようとした。

【じっちゃまライブの内容】
「宇宙から人工衛星を通じてインターネットを提供するというデザイン」の方が光ファイバー網を地中に敷くというビジネスモデルよりもエレガントでメイクセンスしている。

過疎地のインターネットのソリューションとしてはサテライトインターネットというものが注目されています。


2、投資家目線での重要性

NTTとか、ソフトバンクのビジネス同様、毎月毎月、携帯料金払わないといけない訳だからそれは「反復収入」になります。

売上高の予想が立てやすい。そういうビジネスは投資家は大好きですよね。

宇宙ビジネスといった時に、一番大きな一塊は今までお話して来たような、地味なリピートビジネス。インターネットサービスとかそういうものだよ、というのをまずは頭に入れてください。


、サテライトを通じて地球を観察してそのデータを提供するビジネス

【ロシアのウクライナ侵攻に関連した動き】

ー日経新聞の記事ー
キエフ中心、15キロに迫る ロシア軍、空爆強化 衛星写真分析


【じっちゃまライブの内容】

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しかし、人工衛星そのものは必要悪というか、彼らがビジネスをやる上で人工衛星を打ち上げなければいけないので仕方なくやっている事なんですよね。

4、衛星の打ち上げ事業の拡大

【ロシアのウクライナ侵攻に関連した動き】

ー日経新聞の記事ー
ウクライナ危機 衛星打ち上げ、日本は代役果たせるか

【じっちゃまライブの内容】

向こう10年間で大体、1,000億ドルくらいの売り上げ規模になると言われています。

注目されている企業は、勿論、「スペースX」が注目されている訳ですけれども。その他には、「アストラ(ASTR)」という会社があります。

沢山の回数、人工衛星を打ち上げなければならないという事になると、1回あたりの打ち上げコストというのは大幅に下がって来なければならない訳でしょう?

実際に「スペースX」が出てきて、実際に1960年代にNASAがやっていた様な打ち上げコストに比べると1/100くらいに打ち上げコストが下がっているんですよね。今後も下がってくると思う。

いかに効率的にコンステレーション(多数の人工衛星を協調して動作させる運用方式)をデザインするか、そしてどうやったらフレキシブルにいつでも、人工衛星を打ち上げられるか。

日本にも「アクセルスペース」という企業が衛星画像の提供をビジネスにしている。SDGsにより衛星写真のニーズの高まりをうけていることがわかる。

最後に個人的な感想

軍事目的で開発された技術が民間で使用可能となり、幅広いビジネスに展開されたケースを聞く。

例えばインターネット。

誰もが宇宙に手軽にアクセスできるようになれば、インターネットのような広がりを見せるのではないか?とふと思った、今日この頃です。

宇宙関連企業の株価を見ると散々な結果になっています。熱狂の行き過ぎ、そしてバブルの崩壊はどのセクターでも、これまで必ず起こるということです。その後でもう一回そのボロボロになったセクターが見直されて再評価される。

そして、最後にはその技術が社会に定着して、その頃に社会のパラダイム変化が起こると言うふうに言われてます。
もしも破壊的(Disruptive)な技術革新の途中のだとしたら・・・。10数年後!?には違ったビジネスが展開されているかもしれません。


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