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相場の天井・大底と経済指標の関係について① 【じっちゃまから学ぶ】The Advance/Decline Line (AD Line)

じっちゃま2020/03/06 のライブ より。

1970年代から80年代に活躍した投資レターの著者ライターのジョセフグランビルというけいせんかがいる。

グランビルは弱気相場というのは

昼間、玄関の呼び鈴をピンポんと押して正面から訪問するような形はない。

むしろ、みんなが枕を高くして、寝てる時、安心して寝静まっているときにこっそり、ほっかむりして、裏口から忍び込んでくると、そういう性格のもんだと彼はいった。

今回、相場が天井をつけたかは分からない。

明らかにあるいはテクニカル使って言うことが、明白になってないのに心配し始めなきゃいけないかと言う事の答えは、そういうことです。

知らず知らずの間にベアマーケットは忍び込んでくるって。実際、強気相場の最終局面と言う景気はいいんですよ、企業業績も堅調なんですよ。

だからGDP、失業率、今日もいい数字だと思いますけど、ISM(けいきょうかん指数)を開始するそういうのを見ても全然変化と言うのは感じられないケースが多い。

すべてのそういった指標が良いにもかかわらず、何故か知らないけども、もう株価が上がらない、あるいは知らず知らずの間に三尊天井みたいな形になっている。そういったことは実際に非常に多い。そういう局面では普通マーケットでは楽観論が蔓延してる。

例えば新春株式座談会とかね、そういうような場でも楽観論が多い識者の意見も強気で一致している。

通勤電車のつり革雑誌の広告に「投資」って言う文字が踊ってる。普段、投資の話を全然しないような友達とかもFXどうだろう、投資信託どうだろう、そういう風に投資話が出てくるそういった状況ですよね。それが警告サインになります。

通常、相場の天井圏は、新高値銘柄が最初に頭打ちになる。

だんだん有望銘柄の数が絞り込まれてきます。一握りの企業、とりわけ勢いの良い企業、最近で言うとGAFA、そう言う銘柄が無理矢理、指数全体を押し上げる、ラリーの状況になる。
その一方で当落線と言うのは、訳してAD LINEなんて言うふうに言われる。

ADVANCE DECLINE LINE (AD LINE)のサンプル

上昇銘柄数ー下落銘柄数、それをプロットした後それが株価指数よりも一足先に下落基調に入ると言うふうに言われてます。

なんで株価指数が重要かと言うとダウ工業株30銘柄あるいはS&P 500指数だと500銘柄だけマーケット全体のそれを示してるのは上場銘柄の中の上昇銘柄数が1番幅広いマーケットの動きと言うふうに主張する言うことですよね、マーケットが今みたいに局面では。

続く

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