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くだらないの中に

「くだらないの中に」

星野源さんが歌う歌で、1番好きな歌である。
くだらないの中に愛があると歌ったこの歌を最初に聴いた時は、
「なるほどな〜。こんな恋愛したいなぁ」
と思っていた。

だけれど最近になって、恋愛に収まらずこの歌の歌詞が響いた場面があった。
仕事で疲れ切ってしまった時や、悩んでもどうしようもない事で悩んでしまう事がある。
そんな時に限って、目の前でくだらない事が起きた経験はないだろうか。

実家の猫がこんな風に寝てたりとか。

「もう俺は心身ともに疲弊していて、その不幸オーラを存分に身に纏いたいのだ」

と、そんな気分の時に限って目の前で誰かが派手にこけたり、横切った人がクセが強かったり、近くの小学生の会話がびびるほどしょうもなかったり。
そんな時、笑いたいのに笑うのを我慢してしまう時がある。
でも、この歌を久しぶりに聴いた時に、こんな時に素直に笑う人間で居たいと思えた。

僕が笑えば解決する事ばかり

という歌詞がある。まさしく。
くだらないことに笑ってしまえばいい。
どうしようもない事が多かったって、つらくたって。くだらない事やくだらない話で笑える心だけは忘れないでいたい。
くだらないの中に愛はあるのだから。

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