おとなしい人は社会で不利なのか
最近、同僚の知人の就職相談に乗っています。
「就職どうしよ〜。。。」と言うので、「やりたい仕事はあるの?」と聞くと、
(全く)何もない。やりたいこともない。
とのこと。
その知人はとても優秀で頭がいい。状況判断も早い。
きっと企業に勤めれば難なく仕事はこなすのだろうなと思っているけど、やりたくない仕事で時間を無駄にしてほしくないとも思う。
そこで、性格診断をやってもらった。
「16Personalities」というもの。
https://www.16personalities.com/ja
直感的に質問に答えるだけでよくて、少し質問の数は多いけどその分正確に診断ができる。
ぜひみなさんも一度やってみてほしいです。結構あたるから。
結果、内向型で分析が得意な性格だとわかった。
そして本人から申告があり、
「自分は極度のコミュ障である」と。
コミュ障は悪いことなのか?
本題に移ります。
「陽キャ」と「陰キャ」について、どのようなイメージを持っているだろう?
一般的なイメージとして、
陽キャ(ポジティブ・コミュ力高い・エネルギッシュ)
陰キャ(ネガティブ・コミュ力低い・おとなしい)
じゃないかなと。
そして、社会で活躍する人材は「陽キャ」のほうだというイメージが強いのでは。
本当にそうなのでしょうか。
有名な音楽アーティストや画家は内向型のイメージがあるし、実は有名なIT経営者は内向型だったりする。
以前、「静かな人の戦略書」という本を読んだことがある。ビジネス書としてベストセラーになった本だ。
ざっくり概要を説明すると、
内向型の人が社会で活躍するためのノウハウを知ることができる
内向型が秘めた才能を教えてくれる
というもの。
コミュ障は「社会不適合者」だと言われることがある。あくまでコミュ障の人間が悪いみたいに。
社会に適応しないコミュ障が悪いのではなくて、コミュ障を上手く組織やビジネスに適応させられない仕組みや構造に問題があるのでは?と思う。
この本には、内向型の人はビジネスにおいても十分に活躍できる、と書いてある。
どの人にも、必ず個性や才能を活かせる場所があるはずで、上手くいかないときは輝ける場所にいないだけだと思う。
(まぁ、その場所を探すことが難しいのだけど笑)
要は、「自分は隠キャだと思っていても、活躍できる場所は必ずある。」
ということです。
僕はそうやってキャリアを積んできました。
以下にリンク貼っておくので、気になったら読んでみてください。勇気をもらえます。
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「静かな人の戦略書」
https://amzn.to/42f8xlX
こんな人にオススメ
・初対面の人と話すのが苦手
・どちらかといえばコミュ障だ
・「おとなしい」と思われて仕事がうまくいかない
・エレベーターが開いたときに誰もいなかったら安心する
・引っ込み思案なのに、仕事で成功できるのだろうかと悩んでいる