現象と本質

人との関係を気づいて行く中で現象と本質というものがあることに気づいた

現象とは実際に起こっていること、本質とはなぜそれが起こっているかということだ

例えば小学生が好きな女の子に嫌がらせをする行為がよくある
現象は嫌がらせをしているけど、本質は構ってほしいというところだ

大人の世界でもこういうことはたくさんある
言葉という現象を見て相手の空気感から本質を見抜く力
これがコミュニケーションの上では非常に大事だ

なぜなら基本的に日本人は建前で生きているから
意外と相手が言ってることと思ってることは違う

よくあるのは「今度やっておきます」という言葉
基本的に今度やっておきますって言って今度やる人はあまりいない

なのに今度やっときますって言ってやってなくてそのことについて言い争ってるシーンをよく見る
「お前今度やっとくって言ったじゃねえか」って

確かにその人は今度やっとくって言ってるんだからちゃんと責任は果たすべきだとは思うけど、それを信用したことによってやってなかった時、
自分が困るくらいなら最初からその「今度やっておきます」って言葉の裏側にある「まあ本当はやる気ないんだけどね」っていう本質の部分を見抜いて別の手を打っておいた方がいい

本当にやる人は今度やるじゃなくていつやるってことを明確にしてくる
やる意志があるからスケジュールを確認してこの日ができるってことを考えるからいつやるってことが言える
やる意志がない人はいつか空いてる時にやろうと思うけど、本当はやる気なんてないから後回しになっていつか忘れてしまう

あと「いつ空いてる?」って聞いて「今月忙しい」ってのも本質は「あなたのために時間割きたくない」って言ってる
今月が忙しいわけない、30日出張行ってるならわかる
30日間一瞬足りとも人に会う時間が取れないならその仕事はやめた方がいい
ここで本質を言うなら「別に人に会う時間は取れるけどもっと大事な人のために時間を割けるように時間を残しておきたい」という意味

今月忙しいって言われたらまだその人にとって自分はそこまで優先順位が高くないんだなって思わないといけない

自分の場合相手がどうでもいい人ならこっちも優先順位を落とすし、仲良くなりたい人だったらどうやったら優先順位が上がるかを考えて行動する

その人の興味あることを知ってその上で再度予定を確認してみたりすると今月忙しかった相手が明日空いてたりする

現象と本質を意識して会話をすると相手がどう思ってるかということが見えてくるし、だから何をしたら相手が喜ぶとか嫌がるとかも見えてくる

そういう見方をすると圧倒的にコミュニケーション能力が上がるし周りに人が増えていく
自分についてくれる仲間が増えたら今の時代は大抵のことはできるんだから
この現象と本質を見極めるスキルは誰でもできるこの時代に欠かせないスキルだと思う

終わり

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