見出し画像

【ガジェット】テレビは考えて買う。2

 いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 過去、上記のコラムを執筆しました。詳細は上記リンク先を参考にしていただきたいのですが、将来的にテレビの導入をどうするか? を考えていました。

 というのも、東芝のREGZA 42Z1を導入してから丸10年。当時は某ヤマダ電機にて12万円で導入したフルHDテレビです。

 しかし、近年はHDMIの調子がたまに悪くなる、画面に謎の縦線が出てしまう、といった症状が出て、頻繁にテレビをつけていたこともあり、そろそろ潮時なのかなぁと感じているのです。

 最終的にはそのテレビを撤去したのですが、当初考えてたことを書きたいと思います。


1:最早テレビも安くなっている。


 まず確実に言えることは、普通に使うのであれば10万円以上叩いてまでも買うことはない、ということです。

 10年前の42型は先ほどもお話しした通り、12万円でした。

 当時は3Dテレビを売りにしており、その機能を導入すればもっと跳ね上がっていました。当然ながら4KもスマートテレビもOLED(有機EL)も市場に存在していません。

 さらにさかのぼること5年前、わたしが社会に出てから導入したシャープのAQUOSも10万円以上しました。サイズは20型。HDMIなんてついていませんし、厚みもデカい。

 それを踏まえたうえで、今はどうでしょうか?

 同じような性能を誇るテレビはもはや3万円台で買えます。4Kをいれてもハイセンス(東芝のテレビ事業を買収)ですら10万円を切っています。対応になればもっと下がります。それだけ安くなりました。

 もちろん、オーディオマニアのようにこだわりがあれば、どんどんいいものを導入していけばいいとわたしは判断します。妥協すると絶対に後悔するから。(欲しいものは買えってこと。)


2:OLEDと4K。

 OLED(有機EL)は必要か? ということだが、わたしの見解はハッキリ言って不要。(ただし、こだわる場合はその限りでない。)

 OLEDは黒が際立つといわれているけど、その反面プラズマテレビのように自ら発光するため液晶と比べて寿命は短く、おまけに焼き付けも出てしまいます。つまりコスパは悪い

 まぁ、プラズマテレビがOLEDに変わっただけと思ってもいいでしょう。構造は全く違いますが。

 4Kについても、使えるのはBSCSにNetflixといったネット動画、そしてPS5のようなゲームのみです。地上波のテレビは現在でもフルHDじゃないし、今後も導入予定はないとのこと。(アプコンで4K画質にすることは可能。)

 しかし、4Kはパソコンと接続し、PCゲームする場合は導入するのはアリだと思います。ただし、ゲームする場合は遅延がしっかりしたところを選びたいところ。

 近年、コナミはパソコンとクラウドを利用したコナステを展開し、beatmaniaやSOUND VOLTEXなどの音楽ゲームやクイズマジックアカデミーや麻雀格闘倶楽部などのテーブルゲームを稼働しています。特に音楽ゲーム(とシューティングゲーム)はゲーム内のオプションで調整できるとは言え、遅延は重要です。

 ただ、近年はミニLEDというOLEDと違い従来のLEDが小さくなったものが開発されており、将来的にタブレットやテレビに採用されるといわれています。もちろん、手ごろな価格になるまではかなり時間がかかりますが、将来的にこれもありかな? と考えますね。


3:他に必要なものといえば・・・

 特に必要と判断するのは録画機能。それに伴いチューナー数

 録画機能については、もはや当たり前の機能なので問題はない。しかし、チューナー数に要注意

 チューナー数が1個で録画機能が搭載している機種も少なからず存在します。これに伴うデメリットといえば、「裏番組録画(視聴)ができない」

 テレビと録画の仕組みを簡単にいえば、テレビに映し出すものに1つ単体で使用します。それと同時に録画にも1つ単体で使用します。つまり、裏番組の録画(視聴)をするためには最低2個のチューナーが必要になります。

 大体のテレビは「裏番組対応」と書いてることが多く、その場合は裏番組の録画(視聴)は可能です。ちなみに、2番組同時録画の場合は3チューナー備わっている計算になります。


4:現在のライフスタイルに合わなくなっている。

 とはいえ、今のテレビ生活、はっきり言って合わなくなっている。

 わたしの肝心のテレビ番組については、殆ど録画した番組のみの視聴に切り替わっており、リアルタイムでの視聴はほとんどなくなっています。(見るとしてもビデオ録画してる番組のみ)

 これは前回もお話ししましたが、やはりネットでの見逃し配信が普及したに他なりません。こうなれば、別にテレビの前にかじりつく必要がなくなります。

 実際、わたしがチェックしている番組のほとんどはTVerやyoutubeで1週間限定で視聴可能です。無料放送非対応の笑点(日本テレビ)、ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!(日本テレビ)はHuluのみ、ドラゴンクエストダイの大冒険(テレビ東京/TBSテレビ)はアマゾンプライムなどで対応可能です。有料動画サービスは1週間以上の見逃し配信の視聴が可能です。動画対応がないのはタモリ倶楽部(テレビ朝日)だけです。

 さらに、近年のテレビ番組のクオリティが下がっているのに加え、例の報道による不信感がより一層強くなったのもあります。

 会社でもテレビはあるんだけど、ほとんど見ることが無くなっています。別の作業をするか、タブレットなどで動画を見るってスタイルが最近は多い。

 そうなれば、テレビって必要になるのかなぁ? って思うのですよ。みたければスマホやタブレットがあれば全然問題ないし、レコーダーについてもモニタとHDMI接続をすれば視聴は可能です。(音質はおいといて・・・)

 そうなってくると、買わないっていう選択肢もあります。


5:仮に大型テレビを更新するとしたら・・・

 前回のコラムでも書いているので、繰り返しになるんですが、仮に買うとしたら以下の条件になると思う。

・4K45型程度:狭い部屋で処理しづらい場合はそこまで大きいと管理が大変。(できる場合や広い部屋だったら大きい方が良い)
・HDMIは4端子が理想。
・そこまで必要と感じないので、価格はある程度安い方がいい。(こだわるのであればどんどんグレードは上げよう)

 特にHDMI端子は多ければ多いほどいいので、この辺りは重点的に置くと思う。サウンドシステムを構築する場合は特にARC(eARC)が装備されているとなおよい。これをいれるとテレビとサウンドシステムが直結するので、いちいち電源をつける必要がなくなってくる。

 但し、HDMIの規格の都合上、HDMIでサウンドシステムと機器を並列に接続した場合、音質が悪化する場合があります。サウンドシステムと機器を直列に接続したら問題はありません。BOSEのサウンドバーは並列接続にならざるを得ませんが、独自の技術で音質を上げているそうです。当然それが嫌なら光接続でも可能ですが、いちいち電源をつけなければいけないのでめんどくさいです。

 つまり、4KでかつHDMI端子が豊富だけでいいのです。これはテレビじゃなくてもモニターという選択肢もあります。ただし、モニターはあくまでパソコンで使うため、見るために用意しているテレビとは画質や音質等では負けてしまいます。勿論ARC非対応が多い。

 ただ、上記の条件を全て満たすテレビっていうのはなかなか見つからないのが現状やね。特に三番目。w

 今回は42型テレビを手放して、モニタでのテレビ運用を予定してします。いずれにしても視聴環境を加味すれば問題はない。


6:いずれにしても、テレビを持つ生活は考えてもいいかな?

 先日、42型のテレビを手放してから、何日か経ちましたが、全然問題ありません。むしろ、今まであの狭い部屋に圧迫感があって集中できなかった。

 今後はモニタでの運用も考えていますが、今のところは小さいテレビでの運用になります。HDMIについてはセレクタを導入しているので問題ありませんし、テレビを見る時間は減っているように見えます。

 テレビがどうしても必要になれば、その時導入すればいいだけの話です。わたしの場合、今はいらないかな? と考えているだけです。それぞれのライフスタイルに合わせて、ものを導入すればいいのかな? と考えます。

 テレビもそんなに高い買い物ではないので、画質や機能に拘らない限り、そこまでいらないかな?


 大型テレビを手放したヤツで、中身も支離滅裂かもしれませんが、当初テレビを買うという考えもあったので、あえて公開しました。テレビを導入する参考になれば幸いです。

 最後までご覧いただき、ありがとうございます。

よろしければサポートよろしくお願いします。