すもも氏の分析を補足するというか、上書きする?

最初に

今回すもも氏の分析が色々と注目を集めていますが、要はなんだかんだ言ってもモテたい!という非モテ男子が多いということでしょう。
突き詰めていけば別にモテる必要はありません。趣味で充実していれば、友人関係で満足していれば、別にステディーな彼女なんかいらないという考え方もあるわけです。

でもやっぱり彼女は欲しい。それが正直な本音である人は少なくないでしょう。

この文章はそういう人に向けて書いています。
セックスは彼女との関係の結果、付帯的についてくるかもしれませんが、それは主眼ではありません。

即物的にセックスがしたい、という人は、風俗にでも行ったほうがいいでしょう。
彼女とだって、デートをして、ホテル代がかかってとしていればそれなりにお金がかかったりします。格安ソープなら1万円くらいからセックスができます。経済的にも効率がいいですし、テクニックもプロの方が遥かに上です。
ミソジニスティックな人もそれを曲げて女性に媚を売らなくても大丈夫。まあ、プロとはいえ、お客さんの態度で引き出せるサービスのレベルは変わる可能性はありますが、最低限はプロとしてきちんと仕事をしてくれることが多いでしょうし。
そんな方はこの先は読んでもあまり意味がないです。
むしろ、首都圏の住人なら吉原の風俗サイトでも検索したほうがいいでしょう。

恋愛したいですか?

此処から先は彼女がほしい、恋愛がしたい人向けです。
また、これはあくまでも私の経験に基づく考えで、必ずしも正解ではないことはあります。
ここは違うだろう!という女性からの(男性も)ご意見は常に募集しております。

ただ、万能の恋愛マニュアルはできないということで、なるべく汎用化するためにかなり丸めているところがあることもご理解ください。

すもも氏の分析について
すもも氏の分析が(その中身はオイラは統計分析の専門家ではないのでさっぱりわからんし、今回に関しては、それをきっかけに分析手法を学んでみようというほどの興味もないけれど)色々叩かれているけれど、個人的には全くの間違いではないと思っています。オタク女子にオタク男子との一定のマッチング性があるという意味では。


ただ、すもも氏の言いようで批判されているのは、「ライトオタク女子(このライトオタクというのがオイラはさっぱりわからないんだけど)はハードルが低いから狙い目」という言い方で、それは傍から見ても、おそらくは言われたその「ライトオタク女子」当人(おそらくは広くにオタク女子がそう受け止めていると思います)にとっては失礼極まりない言い方であるのは間違いのないところだと思いますよ。
要は「ライトオタク女子は安い女だ」と言っているのに等しいわけだから。
それに恋愛はあくまでも好意、恋愛感情から始まるもので、分の良さ悪さ的考えはあるにせよ、ここがソフトターゲットだからここを攻めろというのは恋愛としては、あまりに筋悪なアドバイスです。
そこが彼の批判されている第一点。

そして、何より、そもそも(色んな意味で)恋愛スキルの低い非モテ男子がターゲットを絞ったくらいでモテるほど世の中は甘くないということについてすもも氏は何の回答も与えていないということでも、彼の分析は何の役にも立たない。
実際、「ライトオタク女子がおすすめ」と言われてもどうしたらいいのかわからない非モテオタク男子が大半だと思いますし、逆にオタク女子を中心に批判が集まっているのは、そうやってけしかけられた非モテオタク男子の中の少なからぬ比率が、人間関係の距離感をつかめない「ヤバイ」男性であるというのはある意味オタク女子が一番実感していることだからでしょう。
ここがすもも氏が批判される第二点。

ただ、前述のように非モテオタクが彼女を探すのなら、まずはオタク女子というのは必ずしも間違いではないと思います。
恋愛の基礎から言っても共感は大事で、オタク同士共感できる要素があるという意味では、友人関係から、恋愛感情に移行しやすいだろうし、オタクと非オタクの組み合わせよりはいろいろな意味で相性が悪くはないだろうという意味でも。

とはいえ、それはあくまでも出発地点としていいのでは?ということで、非モテオタク男子にとって数多ある恋愛のハードルの最初のいくつかが省略できる、という程度のもので、決定的に恋愛につながるというものではありません。むしろ一番面倒な、実践においてすもも氏の分析は多くの非モテオタクにとってそれだけでは殆ど役に立たない。
言ってみればSW EP7でBB8が持っていたメモリチップの地図みたいなもので、それだけではルークの居場所までたどり着けない、そんな感じのものがすもも氏の分析です。

さらに言えば、そんなのはちょっと人間関係についてアンテナ感度の高い人なら当たり前のことで、わざわざ大仰な分析をするほどのものではなく、彼のやったことは間違いではないにせよ、相当に無駄な遠回りをしているとは思います。
まあ、そこの事自体が彼のコミュ障、非モテを如実に体現していると思いますが。

で、出発点にオタク女子を持ってくるにしても、じゃあそこから恋愛をするにはどうしたらいいのか?
その手引はすもも氏には書けないし、作れない。
もしかしたら彼が一番それを求めているのかもしれません。だけど、それがないと非モテオタク男子のマイナス点がモロに出て、彼の分析は福音ではなく、むしろ災厄となりかねないわけです。

つまり、スタート地点からどう恋愛をしていくのか。
そこがこの文章の主眼です。

オイラ自身のバックグラウンド

ではすもも氏の恋愛スキルをほぼ全否定するお前さんは如何ほどの人物なのか?という疑問に簡単にお答えしますが・・・。

外見:基本イケメンではない。似ている芸能人として上がるのは、西川のりお、島崎俊郎、村田雄浩などという時点で世代も含めて推して知るべしです(笑)
身長は160cm前半、ガチムチ系クマ体型。
と、外見的にはあまりモテる要素はないです。10代終わりから30代後半に見られ続けて、ここ何年かは実年齢よりも若く見られます。

恋愛遍歴:というほど大げさなものではありませんが、結構惚れっぽい。小学校のときに好きな女の子に中高6年間恋をし続け、(学校は別(笑))その間にラブレターで3回ほど振られています。この当時の距離感のつかめていなさはおそらく非モテ男子の皆さんと同じです。

趣味その他:アニメ、ゲーム、漫画、SF、自転車、プラモ、カメラ、パソコン、ガジェット、歴史、語学などなどそこそこ深く、かなり広くオタクです。ある意味知識オタク。
それなりの有名企業づとめなので給料は悪くはないですが、それほど極端におごってどうするという事はありません。むしろ、ときにはちょっと面倒を見た後輩、同期の女性におごってもらうのも平気。いわゆるホモソ的価値観にはほとんど重きを置きません。
大学時代から自他ともに認める男おばさん。

その後、大学入学後も含めて、惚れて振られを繰り返し、9連敗まで行ったところでなんとか初彼女ができました。

きっかけはなにか?と言われるとわからないところもあるのですが、これからお話するようなテクニック?プロトコル?を少しづつ身につけて、同じ失敗でも少しづつ成功に近づいていたのではないかと思います。

それ以降はまあ五分五分前後の勝率で推移しています。
これまでの彼女は数え方にもよりますが、10数人くらいでしょうか。加えてセフレ以上、恋人未満くらいの距離感の人も10数人いた感じです。

おしなべて言えば、すもも氏の分析などに使うであろう要素では特段モテ系の要素を持っているわけではないです。

距離感について

今回すもも氏への批判の中に、非モテオタク男子の距離感の問題がありました。
距離感をつかめない非モテ男子を「ライトオタク女子」にけしかけるな的なニュアンスですよね。

この「距離感」ってなんでしょうか?

女性の場合、ものすごくざっくり分けると、

他人<知り合い<友人<親しい友人<恋人

くらいの分類で考えればいいんじゃないかと思います。
相手の女性と自分の距離感がどれくらいか?常に考えてみてください。当然、右に行けば行くほど、その数は減り、相手の女性にとって特別な存在になります。あくまでもイメージですが如何の位の分類で考えてみてください。

●他人:文字通り他人ですよね。これは解説はいらないと思います。
●知り合い:顔や名前くらいは知っている。職場の同僚、サークル活動、友人の紹介などでも初対面から数回しか合っていない人くらいの感じです。わざわざ個人的な連絡を取り合わない存在です。
●友人:例えば家族構成やある程度相手の個人的な事も知っている距離感。同じ部署の同僚などでも親しい人はこちらに入るときもあるでしょう。グループや、必要があれば1対1で会うこともあるくらいの距離感です。個人的なメール、SNSなどの連絡先くらいは知っている事が多いでしょう。
●親しい友人:相手の突っ込んだ個人的なこともそれなりに知っています(家族の病気などネガティブなところも含めて)個人的な連絡先も知っていてそれなりに頻繁に連絡を取り、1対1で会うことも多いくらいの距離感です。
●恋人:これも言わずもがなですね。特別な存在で原則的に1人です。

この距離感は抽象的な距離感です。

一方で、物理的な距離で言えば、パーソナルスペースがあるでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9

厳密な定義があるわけではないですが、相手との人間関係に適切な距離感を保つことが大事ということです。まずはざっくりした西出和彦の分類のほうがわかりやすいかもしれません。あくまでも参考程度の話ですから。

個人的な経験で言えば、理系出身の私は同性でも初対面でいきなり「会話距離」に入ってきたり、頻繁にメールを送ってくる人がそこそこな頻度でいて、ちょっと引くことがありました。

会話距離に入るのは、親しい友人くらいになってから、排他域はしっかり付き合っている恋人同士くらいと思ったほうがいいと思います。

メールやSNSなどに関しては相手の返信を見て、立て続けに送るのはよっぽどの理由がなければ2通くらいまでにしたほうがいいと思います。
それで、返信がなければ、あまり相手との関係に芽はないと思って、当面は友人か知り合いくらいの距離感だと理解したほうがいいでしょう。

相手との関係性に適切な物理的、抽象的距離感を取ることは重要です。
ある意味恋愛に限らず、人間関係において主要な要素の一つと言えると思います。

今回は各ステージから上へと目指すわけですが、数ヶ月かかるときもあるでしょうし、意気投合して他人から短期間で恋人まで行くこともあります。
その見極めも大事ですがケースバイケースで難しいので、よっぽど確証がなければ数ヶ月以上かかると思ったほうがいいでしょう。

ちなみに距離感で言えば、男女では大きな認識の違いがあります。

上記分類を更に簡単にして他人、友人、恋人としたときに、男性は外見などの要素が概ね気に入れば、他人でもセックスできるという人が多いですし、それに伴い恋人候補になる人も多いです。つまり、他人から友人まで幅広く恋人候補です。
一方、女性は男性に比べて、他人から友人とは親しくなっていっても、恋人やセックスの境界は男性に比べて著しくハードルが高くなります。
下記でも似たような話をしますが、男性は一部以外は恋人候補、女性は一部が恋人候補くらいの差があると思ってください。
これを女性は選り好みするなどと批判する人もいるようですが、遊びのセックスでも、恋人とのセックスでも、女性は妊娠のリスクがある分、男性よりも慎重になるのは当然だ、とは思いませんか?

ちなみにセックスや性欲に関しても、男女ではかなり違います。
上記の距離感の話も含めて、男性は、一部のセックスできない人以外とはセックスできる、位の人が多い一方、女性はそれなりにセックスにオープンな人でも、一部のセックスできる人以外とはできない位の感覚なのは上記のリスクの差にもよるものはあると思います。
生物学的な事実はわかりませんが、男性の場合物理的に放出すべきものが蓄積される分、「取り敢えず出せればいい」ところがある一方、女性は必ずしもそうではないので、相手をきちんと選ぶ傾向があるという感じで理解すればいいのではないかと思っています。

ただし一旦、距離感を詰めて、信頼を得られれば、女性も積極的にセックスを求める人は少なくないです。(もちろん、恋人とでもセックスはあまり好きじゃないという人もいます)このあたりは、研究熱心な方はちょっと古いですが、海外ドラマの「SEX AND THE CITY」や日本の作品で言えば「娼年」あたりを正しく読解できれば得られるものは多いのではないかと思います。ただし、これらの作品はかなり極端なカリカチュアライズがあることもあるということは理解してください。

「娼年」でより顕著ですが、女性がその性欲をオープンに出してくれるためには、信頼できるパートナーは必須です。つまり、性欲をオープンにしても、惹かない、はしたないとか言わないと信頼してもらえると、女性はかなり積極的になることも多いです。

何れにせよ、今回すもも氏のツイートに関連してもよく言われていますが、おそらく非モテのみなさんが非モテな理由の一つはこの距離感の読み間違いです。
これは生来のアンテナと経験によるので、経験の浅い人は、自分の願望や推測よりも相手との関係を遠目に見積もったほうがいいでしょう。
これは経験に基づいたかなり突っ込んだ推測ですが、非モテ、理系、オタクのクラスタでは、おそらくアスペルガーと診断される人の比率が、世間よりも有意に高いのではないかと思います。それも合わせて相手の距離感に関するサインをきちんと読めていない可能性があるということです。
ここは結構大事なところなので、思い当たることがあれば女性へのアプローチはかなり慎重になったほうがいいです。というかむしろ控えるべきでしょう。

また、今回のすもも騒動は、彼?に対する攻撃がちょっと集中しすぎ、またロジカルなものではなく「キモイ」的感情論が多かったのは事実ですが、多くの女性の意見をスルーしている彼とその支持者の傾向は都合のいい情報に流れがちなバイアスだと思います。
彼の意見のいいところはいいところとして、本来みなさんの恋愛対象であるはずの女性が批判していることをスルーすることの本末転倒さはこのあたりが理由じゃないかと思います。当事者の意見や合理的な批判は胃に沿わなくても重視したほうがいいでしょう。

今回、オタク女性から出ている声の多くは、これまでに空気の読めない、距離感のつかめない非モテ系オタク男子からしつこく付きまとわれて迷惑だったということです。
そうじゃない人もいるでしょうが、もろもろ考えると、基本は皆さんのよみよりもかなり控えめの距離感で行ったほうがいいということは心に刻んだほうがいいでしょう。

一般論で言っても恋愛、特に最初の頃は急がば回れです。気長に行きましょう。その余裕がいい結果につながることも多いです。

ことわざとは裏腹に非モテの恋愛の場合、拙速よりも巧遅のほうがトータルでは望ましいでしょう。

この後も含めて、この文章が抽象的でわかりにくいと思うのなら、1年ROMれじゃないですが、アニメや漫画ではない、オタク向きじゃない一般向けの映画や小説などを死ぬほど読んでみてください。特に古典の名作がいいでしょう。
そうした作品は人の気持などについての描写が優れているものが多く、人間心理を学ぶ上でいい参考資料になります。昨今話題のアニメや漫画、ラノベの中にはこのあたりの心理描写が稚拙なものが少なくありません。
また、失礼ながら、アニメ、漫画オタクの多くはそうした一般向けの作品に弱い方も少なくない気がします。

友人の存在(距離感についての補足も兼ねて)

で、距離感に関してもう1つ大事なのは、結果として、恋人がほしいとしても、相手は誰でもいいわけじゃないでしょ?って言うことです。

要素は色々あるでしょうが、友達でも恋人はちょっとムリ、という人もいるでしょうし、恋人にしたくても友達止まりという人もいるでしょう。
何れにせよ、まず親しくなって友だちになる、というのはとても大事なことです。
変な下心や執着抜きで、男性の友人とあまり変わらないスタンスで、本音で付き合える友人を持つことはとても大事です。

これは勝手な憶測ですが、恋人どころか異性の親しい友人もいないという非モテ男性は多いのではないでしょうか?そんな人はまず友人を作ってみましょう。

私も非モテを脱出てきた理由の一つは、異性の友人に色々サポートしてもらったことかもしれません。
一番大きかったのは、話題の振り方などなど、アドバイスを貰えることも多かったことです。

何よりも女性に慣れることができますしね。おそらく非モテの人の多くは、っ友人とはいえ男女で差をつけている人が多いんじゃないでしょうか?それを男女問わず同じように接する事ができる異性の友人がいること、そういう友人を作れることは大事です。(ちなみに言っておくと、男同様に下ネタを振れるとかいうことではないです。そういうこともないとはいいませんが、そこは相手を見てください。というか、非モテ男子はいきなりその線を狙うのは危険ですのでやめてください。付け加えると男性ですが私は普段は下ネタはあまり好きじゃないです。特に露骨なやつは。)

会話のコツ

で、その距離感を詰めていく上で大事なのは会話ですが、おそらく非モテを自称する人もある程度親しい人とは異性であっても話せるんじゃないかと思います。特に、今回懸案になっている、オタク仲間の女性となら、共通の話題もあり、友人としての会話はできている、という人が多いのではないでしょうか?

その前提で行きますと、悩ましいのはある程度親しくなるまでの会話です。
お互いのことはあまりわからない関係で、どんな話題を振ればいいのか?

面白い話、面白いネタを振って相手を笑わせればいいのだろうと思っている人も多いと思いますが、面白い話で笑わせるってできますか?そんなの非モテ男子だけじゃなくて大抵の人はできません。
大丈夫。そんな事できなくても良い会話はできます。むしろ変に面白い話にこだわっても、相手が笑っているように見えるだけで、愛想笑いで全力で惹かれてたりするだけかもしれませんよ。

むしろその線ではなく、普通に会話で関係を深めることを考えましょう。
その普通の会話がなかなか難しいのですが・・・。

基本として
●話し上手の会話は理想は相手7割、自分3割位で話す。よっぽど相手も興味がある話題に自分が詳しくて説明するのでもない限り、相手の話を引き出すほうが大事です。「話し上手は聞き上手」を心に刻んでください。
●誰かの悪口はなるべく言わない(相手が言い出してそれに乗れたら乗るのもあり)
●ネガティブな話題は避ける(ネガティブな話題が楽しいという人もいますが、親しくない人とのネガティブな話題を楽しむ人は多くないです)
●相手を褒める(ただし、適当なおべんちゃらではなく、素直にいいと思ったところを言語化する)ただし、誰かと比較して褒めるのはあまり得策ではありません。比較した人が親しかったりしたらバックファイヤします。
●相手の反応を見てノッていなさそうなら話題を変える。

などかと思います・・・。

話題の選択
でおそらく一番悩ましいのがその話題の選択。
私自身は手っ取り早いのはその出会った場に関連する話題。
今回、すもも氏の分析をある程度肯定した前提で考えているという意味では、共通の趣味などがある場である可能性は高いですよね。
とすればまずはその話題です。特定の作品や、好きなキャラ、などなど話題はあるはずです。

一般論で言えば、天気などがありますが、天気から他の話題に引っ張るにはスキルが必要だったりするので、一概には進められません。
展開しやすいのは趣味や、仕事、住んでいる所など色々ありますが、後2者はプライバシーに関わるところもあり、そういう話題は「よかったら教えて」など相手が曖昧に答えやすいように配慮しましょう。

相手の話を引き出す
会話自体は、まずは質問で相手の会話を引き出していきましょう。
相手の答えを受けて、自分と好みが違ってもそれを否定するのではなく、肯定しないまでも「なるほど」などで流して価値判断を避けましょう。
「何処が好きなの?」と質問を重ねる中で、同意できるポイント、理解できるポイントがあれば「わかる」とか「そうなんだ」とかの答えで対応し、否定は避けましょう。
ここでマウンティングして、得になることは何一つありません。むしろ、共感、同意、理解は高感度を上げる一番の早道です。心にもない共感、同意、理解をする必要はないとしても、そうできるところは逃さず高感度アップにつなげるようにしましょう。

また、相手の答えの合間に、自分の答えを挟んでいきます。「〇〇が好きなんだ。僕は△△かな」などと自分の答えも挟んでいきます。
もしかしたら、相手が「え?何処が?」とか聞いてきたら答えつつ、話の流れにはまる質問につなげていきます。

聞き上手に徹する理由は1つには多くの人間は話しているときのほうが気持ちがいいという意味で、会話を引き出してくれる人に交換を持ちやすいということと、相手に話してもらえば相手の興味があることがわかるので共通点も見つけやすく、次の会話に繋げやすいということです。
知らないことなら教えてもらうという方法もあります。もしかしたら自分の趣味の地平線を広げるいいチャンスかもしれません。
話題の引き出しが多いほうがどんな話題にも対応できますし、単なる数ジャンルのオタクよりも、もっと幅広い話題で対応できる方がいい印象を与えられますし、各ジャンルで男女問わず色いろな人と知り合うきっかけができます。
恋愛だけでなく、何かと余裕があれば一人の人に執着しなくてすみ、結果としてうまくいくことにもつながっていきます。

このあたりは実は恋人候補だけではなく、会話一般に共通するスキルです。
意中の人で試す前に、まずは、家族や職場の人、友人などで心がけて、練習しましょう。知っている人なら、改善の感じがつかみやすいでしょうし、話題になりそうな事もわかっていることが多いでしょうし。

そうやって、何度かあっては会話を繰り返し、他人から知り合い、友人になっていく中で、例えば、映画やイベントなどの話題が出るようなら、思い切って一緒に行くことを誘ってみることで1対1で出かけるチャンスがあるかもしれません。
というか、長い目で見ればそう持っていけるといいですよね。

ちなみに私自身はそこまで持っていくのに、ときには半年くらいかけたこともあります。
焦りは禁物ということです。

引き際は肝心

途中で、だめだと思ったら引くことも大事です。むしろ恋愛で大事なのは引き際と言ってもいいくらいかもしれません。
例えば誘ったときに、代案の日程無しで断られることが2,3回続いたら脈がないと思って諦めましょう。
相手も自分に好意を持っていたら、日程的に合わなくても、代案を出してくれるものです。代案がなく、忙しいなどの状況が2,3回続くようなら「脈がない」と思ったほうがいいでしょう。

特に今回は自分の周辺のオタク女性の中から好意を持てる人を探すことが1つの主眼です。あまりしつこくして、評価を下げるとそれは他の女性にも伝わり、先々のマイナスの布石となってしまいます。

ダメはダメ

後に振れる告白でもそうですが、ダメなものはダメです。特に女性が男性に対してだめだと思ったらなかなかひっくり返りません。脈なしと思ったら諦めてさっさと引きましょう。
お正月の番組で、高嶋ちさ子が剛力彩芽に「男は山手線と同じ。少し待てば次が来る」という名言を贈ったらしいですが、これは男女を入れ替えても言えることではあります。

だめだと思ったらさっさと撤退です。

ある程度付き合い(友人としての)が続いて、やはり好意があるなと思ったら、告白したいですよね。

直接言えるのがいいですが、うまく言えない人はメールやSNSを使うのもありかもしれません。
恋愛なれしていない人の場合、ふざけたり、おちゃらけたりしないで、真剣に気持ちを伝えるのがいいと思います。
それで断られたら、諦めましょう。だめはだめです。嫌よ嫌よも好きのうちなんて言うものは存在しません。
もしかしたら何かのきっかけであなたのイメージが変わって好意を持ってもらえることがあるとしても、それは先々のこと。だめと言われた時はさっさと諦めて、次に行きましょう。
ここで、しつこくしても将来の可能性すら潰してしまうだけですし、上記同様貴方の悪評が広まれば先々の恋愛にも悪影響を及ぼしかねません。

成就しなかった恋愛でも、貴方は様々な経験を積んで、それは長い目で見れば先々の恋愛で活きるかもしれないのです。

最後に

数時間で急いでかきあげたのでまだまだ不備はあるでしょうし、抜けているポイントもあるでしょう。
質問があれば対応しますし、個別のアドバイスもできると思います。

恋愛は別にしなくてもいいものです。
とはいえ、やっぱり恋をしたいと思う人は少なくないでしょう。

でも恋愛はキャッチボールです。他の様々な人間関係同様でもあり、そしてもっとも繊細で難しいキャッチボールです。
友人はいくらいてもいいですよね。でも、恋人は原則1人というのが世の中の常識でしょう。

貴方にとっても相手にとっても、唯一の存在を選ぶ過程とその結果が恋愛です。
相手にも意思や思いがあり、人生があります。それを貴方は直接はコントロールできません。
どうしたら相手のオンリーワンになれるのか?朝によるに悩んでください。相手の態度や反応に一喜一憂してください。失恋も含めて慣れてくると、もしかしたらその反応や態度の奥にある相手の気持が少しは見えてくるかもしれません。

岡目八目という言葉があるように、共通の友人などに聞くことで見えてくるものもあるかもしれません。

相手を友人を大事にしてください。

大変だと思いますか?思うなら貴方は恋愛に向きません。人間関係に向きません。
冒頭でも書いたように、風俗にでも行くか、Tengaの優良顧客になるのがいいでしょう。(個人的には後者がおすすめ)
恋愛って手間がかかるものだし、ここには彼女を作る過程しか書いていないけれど、彼女ができたらその関係を維持、発展させていく努力が必要になります。
ヲタクな趣味でも、面倒なところってないですか?オイラ自身の趣味で言えば、プラモなんか面倒くせーと思うことも多いですが、イイものを作り上げることを考えるとそれも楽しいし、焦らずのんびり一歩一歩やっていきます。
恋愛も同じです。
それを楽しむのではなく、苦に思うのなら、貴方のためにも相手の女性のためにも、恋愛は諦めて趣味に生きてください。それはそれで充実した人生だと思いますよ。

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