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写真は楽しい!今日から写真が変わる  <レンズの種類いろいろ>

一眼レフカメラを使う上で欠かせないのがレンズです。何本も持っていて、撮影ごとに使い分ける、なんて方もいらっしゃるくらい、写真を撮るうえで、レンズ選びって実はとても重要な要素なんです。

高級なレンズは当然ながら高性能ですが、一番大切なことは、撮りたいシチュエーションに合ったレンズを使うこと!なんです。

まずはレンズの焦点距離(mm数値)についてカンタンに説明します。

レンズ本体の前側、もしくは本体側に「18-55mm」といった表示はありませんか?この数字がそのレンズの焦点距離をあらわしています。じゃあその「18mm」「55mm」って?

焦点距離の標準は「50mm」。ヒトの目と同じくらいの画角と遠近感で、ほぼ見たままの写真が撮れます。

その「50mm」より数字が小さいもの(例:18mm、24mm)は、より広〜い画角の撮影ができます。また、近くのものはより大きく、遠くのものはより小さく見えるので、遠近感を強調できます。「広角」といいます。

逆に「50mm」より数字が大きいもの(例:135mm、200mm)は、よりアップに撮影することができます。夜写体の前後、とくに後ろのボケが大きくなるのが特徴です。「望遠」といいます。

それを踏まえたうえで、レンズの種類をご紹介します!

①ズームレンズ

上記で例にあげた「18-55mm」のように、用途に応じて焦点距離を変えられる(広角にしたり望遠にしたり)レンズのこと。使い勝手はよく、披写体との距離や、背景をボケさせるなどの効果付けがレンズ1本で可能。

ふだんのスナップ撮影から風景まで、マルチに対応できるワザものの1本です。

大きく分けると、「18-55mm」のように<広角~標準>タイプ、「24-105mm」などの<広角〜望遠>タイプ、「55-200mm」などの<標準〜望遠>タイプの3種類があります。

②単焦点レンズ

ズームレンズとは逆にズーム機能を持たないレンズ。たとえば「50mm」のレンズなら「50mm」でしか撮れません。しかし、絞り(F値)の最小値(開放にしたときの明るさ)がズームレンズに比べて小さい(=明るい)ので、様々なシチュエーション、特に室内の暗い場所などにも対応できます。

単焦点レンズにもいろいろと種類があり、上記で説明した「焦点距離50mm」のものを標準レンズ、「広角」で撮れるレンズを「広角レンズ」といいます。逆に「望遠」で撮るレンズを「望遠レンズ」といいます。

③マクロレンズ

これはちょっと特殊なレンズで、たとえば小さい花や虫、アクセサリーを大きくアップにして撮るのに役立ちます。他のレンズに比べ、小さい被写体におもいきり近づいて撮影することができます。

あなたの撮影スタイルに合った1本を見つけてみましょう!

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