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立つアヒルあとをにごさず

どうも、アヒルタイタンの”ひろろん”です。
この度、改名しました。以前のおっちょこちょい太郎みたいな一時的なものではないです。
これからは「ひろろん」と「さっぽたん」でアヒルタイタンですので、お見知り置きを。

さて、我々はタイトルに書いてある「立つアヒルあとをにごさず」という主催ライブを4/26に行いました。
これを読んでいる方はご存知かとは思いますが、僕らは5月に活動拠点を東京に移すため、このライブが上京前最後でした。

この記事では、ライブの中身に触れていくというよりも、上京前最後という事もあって、たくさんの九地下の仲間達に出演してもらったので、1組ずつ簡単に紹介したいなと思います。

※九地下=九州の地下芸人の略

塩むすび

しんのすけ(左)そう(右)

九地下を牽引する漫才師です。漫才のテンポの良さは九地下の中でもトップです。
ボケのしんのすけ君は、ネタ中1人で何役もこなし、ちゃんとそれぞれの役に個性が見え、お笑いとしての演技力が非常に高いです。
ツッコミのそう君は、普通につっこむ所と大声を出す所の使い分けを上手くしています。フリートークでは自由にボケていて、それもまた良いです。
あと塩むすびは、MCの時は演者を立たせつつ進行もキッチリこなし、安定感があります。

たかと

アヒルタイタンのみにくいラジオのヘビーリスナーでもあるピン芸人です。元々は地雷原突破というコンビを組んでいました。今は相方募集中だそうです。
かなり変わっていて、偏見や性癖の暴露を得意としていますが、MCの時は回し、漫才の時はツッコミをする、舞台上で様々な役回りが出来るタイプです。ネタの着眼点も毎回面白いなと感じます。
飲みに行った時、話してて安心感がすごいので楽しいです。

そのうち謝る

どこか哀愁すら感じる独特な雰囲気を持つピン芸人です。元々は地雷原突破というコンビを組んでいました。おそらく相方募集中です。
フリートークでは突然M-1のエントリー用紙を持ってきたり、土下座したりするトリッキーな方ですが、ネタは毎回発想がすごいです。フリの段階からどんなバラシが来るのかワクワクします。
あと、芸人の知識がエグいので、お笑いの話をするとめっちゃ楽しいです。毎回長崎から来て出演している行動力もすごいなと思います。

カロリン

ヒジヤ(左)オカモト(右)

九地下の中でも特に爆発力がすごい漫才師です。最近はハマるとエグいウケ方をします。
ツッコミのヒジヤ君が書くネタは、パワーワードや鋭いボケの応酬で、かなり精度が高いです。あとなぜか彼はピンネタの時はずっとキレています。
そして、ボケのオカモト君の喋り方や動きは非常にコミカルで、なんか素でやってそうに見えるところが笑いを増幅します。あと彼はフリートークでもイジられたり無理矢理前に出たりする事で主役になる事が出来ます。

キタノ

高身長爽やかピン芸人です。大谷翔平に似ていると僕は言い続けています。以前はユニットやコンビを組んでいた時期もありました。
漫談やフリップなど様々なネタを持っていて、中でも最近見た1人コントは発想も良く、畳み掛けが凄かったです。
フリートークでも億さずボケ続けられる稀有な存在で、Twitterでも毎日あるあるを投稿するなど、九地下では珍しい努力家です。
このライブの後も激熱なメッセージをくれましたが、そういうマメな所も愛すべき存在です。

パッチワークパンダ 田代

※写真はNGのためありません。
今回はピンでしたが、普段はパッチワークパンダというコンビのツッコミとして活動しています。M-1で2回戦に進出した経験もあり、毎回ネタの構成力に驚かされます。
そしてそれはピンネタでも同様です。何よりネタにオシャレさと賢さを感じる気がします。
フリートークでも周りを見つつ完璧な間とタイミングでツッコミを入れてきます。ワードセンスも抜群です。
あと、僕ら同様ちゃんと自分に自信を持っているところもポイントが高いです。

石田から古賀まで 石田

今回はピンでしたが、普段は石田から古賀までというコンビで活動しています。KOCでは2度2回戦に進出しているコント師です。
高い演技力を活かした精度の高いコンビネタは、貫禄すら感じる時があります。魅せ方は九地下の中でダントツだと思います。
ピンネタの時はやりたい事を好きにやってる印象で、だからこその爆発力も持っています。
フリートークではボケとツッコミを臨機応変に使い分けていて、周りが見えているので、変な間を生ませない非常に助かる存在です。

キューテック

五反田(左)吉武(右)

コンビともに九州工業大学に通っている漫才師です。とにかく2人とも声が良く、九地下で最もネタの聴き心地が良いです。
ボケの五反田君は賢そうな早口喋りから、バカに振り切った動きまで幅広くボケる事が出来ます。強いエピソードトークや一発ギャグも持っていて、たくさんの武器を持っています。
ツッコミの吉武君は漫才中どっしり構えていて、見る人に安心感を与えます。フリートークではボケツッコミをどちらもこなすオールラウンダーです。

スズヘッド

※多大なネタバレを含むため写真は無しです。
世界観がエグすぎる漫才師です。最近はネタの中にほとんどツッコミが存在せず、設定も訳が分かりません。ですが、引き込まれたら最後、戻って来れません。永遠に面白いです。
高身長の森フロンティアさんが作り出す摩訶不思議な世界に、相方のイワモトさんは振り回されすぎず、順応しすぎない、絶妙な立ち位置を取ってくれます。
あとイワモトさんは大喜利やフリートークで稀に場外ホームランを打ちます。今思い返しても面白いです。

上野チャーター

こちらも独自の世界観がすごいピン芸人です。最年長ながら、体を張ったり、イジられたり、九地下に絶対的に必要な存在で、愛される奇人だと僕は思っています。
ネタはテレビでは出来ないような設定も多く、どうしてもそっちに目が行きがちですが、持ち前の賢さから来る鋭い視点のネタも結構あり、毎回見るのが楽しみです。
フリートークでは本人にボケる意図が無くてもとにかく目立つので、気づいたら上野さんを中心に回っていることも多いです。

オーガニック

最年少ながら独自のスタイルを確立しているピン芸人です。「アヒルタイタンを鳴かせよう」というライブで優勝し、アヒルタイタン激推し芸人になりました。
ネタは主に1人コントで、偏見や鋭い着眼点を題材に、架空の人物との会話劇が展開されていきます。
小手先の笑いは取らず、静かな入りから徐々に徐々にボルテージを上げていく所もカッコイイなと思い、いつも感心します。
フリートークではツッコミの立ち位置で、歳上にもガンガン行くので頼もしいです。

ハートが帰らない

すーとも(左)竹下焼豚(右)

「ビヨンドコメディ」というライブで最多優勝を誇るコント師です。時折漫才もやります。
舞台上を縦横無尽に暴れ回る竹下焼豚はボケて良しツッコんで良しの天才で、ネタによって様々な役割をこなします。そこに相方のすーともが加わる事でどこか危険な香りが漂い、大きなうねりを生み出します。
フリートークでも焼豚はツッコミ、一発ギャグ、エピソードトークなど、獅子奮迅の活躍を見せ、自由奔放にボケるすーともが最高のアクセントになっています。

ヒグチコーキ

芸人ではないですが、今回のライブの大事な出演者なので紹介します。福岡を拠点に活動するV系ソロバンドマンです。
ヒグチさんは、歌が上手いのはもちろんのこと、芸人顔負けのおもしろパフォーマンスやトークを披露する唯一無二の存在です。
「ビヨンドコメディ」というライブではスタッフとして芸人を支えてくれ、今回のライブでもスタッフ兼出演者として大変お世話になりました。今回のライブの最後30分はシークレットコーナーとしてヒグチさんに演出をお願いし、僕らも当日まで内容を知りませんでした。

まとめ

いかがだったでしょうか。これだけ最高のメンバーが集まったライブ、見たくなってきたのではないでしょうか。下記のリンクより、5/10までは見る事が出来ます。
たくさんの仲間達のおかげで最高のライブになったので、ぜひ。

僕らが今回のライブで上京前にやりたかった事は、「九地下にはこんなすごいヤツらがいっぱいいるんだぜ!」という事実をたくさんの人に知ってもらうという事です。
今回紹介した芸人以外にもたくさんの面白い芸人が九地下にはいます。

ライブハウス秘密では隔週水曜日に行われている「ビヨンドコメディ」を中心に、様々なお笑いライブが行われています。
ぜひ皆さん、足を運んでみてください。

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