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留学生が搾取される留学業界のアンフェアをスクラップする(自己紹介)

自己紹介


はじめまして!
Hiroki Kosaka です。
初めてnoteに文章を書きます。
今回は、初投稿ということで自己紹介をしていきたいと思います。

改めまして、Hiroki Kosaka と申します。
職業は、英語の塾兼英会話を経営しています。
学生時代、大学を1年休学し英語力の向上とカナダとフィリピンに留学しました。
(英語力の向上ももちろんありますが、ただ単純に行きたかったからという理由も大きいですが….)


盛りに盛った僕です。カッチョいいのでアイコンにしています。

その後、
新卒で投資系の企業に就職→
ウェブマーケティングの企業に就職したが1ヶ月で退職→
(コロナになった次の日(熱は39.2分)にオンラインでいいから出社しろと言われ退職を決意)
英会話起業(現在)
というキャリア(キャリアと呼べるかはわかりませんが。)を送ってきました。
趣味は、サッカーと読書です。
サッカーは、高校時代に全国高校サッカー選手権大会に出場しました(ベンチ。つまりピッチに立ってはいない)。
読書は、なんでも読みますが特に純文学(村上春樹さんが大好きです。)が好きです。
そのため、たまに文章が回りくどい時がありますがご容赦ください(村上春樹さんの文章が回りくどいと言っているわけではないです。こういうところが回りくどいですよね。)。

今回、noteを始めた理由は、2回目の起業をすることにしたからです。
では何をやるのか?
一言で言うと留学エージェントです。
留学エージェントを起業したい。
これは僕の学生時代の留学の後悔から来るものです。

詳しく説明していきます。

留学エージェントを起業する

さて、本題に入っていきたいと思います。

なぜ、留学エージェントを起業したいのか?
結論から申し上げます。

この記事(決して記事と呼べるクオリティではない)の題名にもあるように、留学斡旋業界(留学エージェント業界)のアンフェアをぶっ壊したいからです。

言い回しが厨二病ですね〜。

さてさて、もしこの記事を読んでくれている方が留学経験者ならその方にこう質問したい。

「あなたの留学は成功でしたか?」

恐らく多くの人が「YES」と答えると思います。
なぜなら留学は、その人にとって人生を変える瞬間であり、かけがえのない仲間と、経験と、異文化理解力と、第二言語習得と、etc…という普通ではあり得ないことが普通に起こるからです。

僕自身の留学も大成功でした。

成功でしたかと聞かれ、「NO」と答える人は少ないのかなと思います。もちろん「NO」と答える方が一定数いることも理解しています。だけど、そういう方もぜひこの記事を最後まで読んでいただけるとありがたいです。

それでは、もう一つ質問させてください。

「あなたの留学に後悔はありますか?」

恐らく多くの人が「YES」と答えると思います。大小あれど、皆少なからず、後悔はあるはずです。一つも後悔がないという人は、記憶喪失か、虚言か、阿呆のどれかです。
だって、あの時こうしていればとかあるでしょ。生きてたら。日本で生きててあるんだから、外国に行ったらその確率も上がるのが必然かなと思ってます。

例えば、大きいところでいうと

・今の語学学校より、あっちの語学学校の方がコスパも人も良かったのに
・ダメ元でも企業にアプライしてみればよかったのに
・途中でワーホリビザに切り替えればよかったのに

小さいところでいうと

・もう少し英語を勉強してからくれば
・そもそもホームステイしなくてよかったな
・ホストファミリーを早めに変更する選択をしていれば

僕の後悔は、現地の大学に進学しなかったこと。もしくは、co-op留学に切り替えなかったこと。今でも後悔しているし、今でも現地の大学に行きたいなと感じる時が多々あります。

ではなぜ、この後悔があるのか?

それは情報がなかったから。
徹底的に調べなかったから。
僕の責任です。

でも一つだけ皆さんに伝えたいのは、必ずしも僕の責任だけではないということ。
留学エージェントを使ったのであれば、渡航前にエージェントがしっかりとヒアリングした上で情報提供しなくてはいけない義務もあるのではないでしょうか。
なぜなら、僕みたいに徹底的に調べないで留学をしてしまう人が結構な数存在しているという現実。
その方たちは、留学エージェントに搾取されてしまう。言い換えれば食い物にされてしまう。いわばカモです。
リサーチが得意な人ですら、カモにされてしまう危険性だってあります。
その理由は、留学エージェントのビジネスモデルが、基本的に留学希望者にとってフェアじゃないビジネスモデルだからです。

一般的な留学エージェントのビジネスモデルについて

さあ、ここまでつらつらと色々と語ってきたわけですが、最後になぜ留学エージェントのビジネスモデルが留学生にとってアンフェアなのかを説明していきたいと思います。

知っている方も多いかもしれませんが留学エージェントのビジネスモデルは、簡単にまとめると下記の通りです。

1、留学希望者を基本無料でカウンセリングして情報提供する
2、留学希望者を希望の留学先へ送り出すための手配をする
3、留学先の学校から紹介料として授業料の20%〜30%を貰う

上記の通りです。win-winじゃんと思う方もいるかもしれませんが、実はこれが落とし穴です。
エージェントに勤めるカウンセラーには、ノルマがあります。ビジネスですからね。当たり前でしょうが。
ノルマは、送り出した留学生の数ではなく、売り上げで決まってきます。そっちの方が会社として利益が出るからです。
極端な例を挙げます。簡単な算数の問題です。

問題
AとB、どちらのカウンセラーがエージェントにとって優秀でしょうか?

・授業料10万円、紹介手数料20%の学校に10人の留学生をアメリカに送り出したカウンセラーAさん
・授業料50万円、紹介手数料30%の学校に2人の留学生しか送り出していないカウンセラーBさん

答え
Bさん

理由
Aさん 授業料10万円÷紹介手数料20%×10=20万円
Bさん 授業料50万円÷紹介手数料30%×2=30万円

Bさんが送り出した留学生の数はたった2人で、Aさんの5分の1であるのにも関わらず、単価の違いでこういうことが起こる。

では、エージェント側はどうどういった学校を紹介してくるか?

紹介手数料が高い学校です。

紹介手数料が高い学校に留学生を送り込めば、自分の給料が上がる。何がなんでも手数料が高い学校に誘導してきますよね。それをカウンセリングと名打って。あたかもあなたのためを思っているよという雰囲気を醸し出して。
でも皆さん。
あれ大方嘘です。
これから行く方気をつけてください。

しかももっと最悪なのが、留学生は与えられた情報を鵜呑みにしてしまう。もちろん情報は正しい場合がほとんどでエージェントが持つ留学の情報は膨大です。だけど、それはオープンな情報ではなく、限定されています。
どういうことかというと、マストで伝えるべき情報でない限り、聞かれた場合にしか答えない。だって都合が悪いから。伝えたら、紹介単価が安い学校にカモが行ってしまう可能性が高まってしまう。これ、エージェントにとって美味しくないですよね。
でも、初めて留学に行く留学初心者が、核心をつく質問なんてできるはずがありません。
そういった人はそもそもエージェントを使わず直接学校とやりとりしているはずです。

もちろん、ここに挙げた例は極端な例で、必ずしもそうではないエージェントもあると思います。
本当に留学生を思ってカウンセリングしてくれるエージェント、カウンセラーの方もいらっしゃると思います。
ただ僕が言いたいのは、業界としてこういった傾向があるよというのをお伝えしたいだけです。

これって、本当に留学生のためになってないな。
これから夢を背負って日本を旅立つ留学生にとって、フェアな環境を作り出したいなと感じたのが今回起業を志した理由です。

話を少し戻します。
例えば、バンクーバーに留学したいAくんがカウンセリングに来たとしましょう。
従来のエージェントであれば、バンクーバーの中で単価が高い上位2〜3校を紹介しパンフレットをAくんに渡します。
Aくんは、帰りの電車で喜びます(無論オンラインカウンセリングの方が多いでしょうが)。なぜなら自分の目指す留学に一歩近づいた気がしたからです。今までバンクーバーの学校なんて1つもわからなかったAくんが3校も情報を得ることができた。それはAくんからしたら近づいた気がするでしょう。

だけど、実は、バンクーバーにはその3校の他に7つ学校があって、合計10校の学校があったとします。
3校しか教えてもらえなかったAくんと
もし、10校教えてもらっていた場合を考えてみると、
本当にAくんのためになるのは、圧倒的に後者です。だって、情報を比較検討して、留学中をイメージして、そして最後はAくん自らの意思で学校を決めることができるから。渡航後にこっちの学校にしておけば良かったという後悔をする可能性は、3校しか教えてもらえなかった場合より絶対的に低くなります。
これが本当にAくんを思った場合のカウンセリングの仕方なのではないでしょうか。

さて、だからこそ僕は、この留学業界に存在するアンフェアをぶっ壊したい。
それをぶっ壊すことで、留学で後悔する人を限りなくゼロに近づけたい。
それが僕が起業を志したきっかけです。

最後まで読んで頂けた方はいらっしゃいますか?
こんな拙く長い文章で大変申し訳ありませんが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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