孫子① 戦いの原則とは?
戦いの原則の結論。それは。
「戦わないで相手を屈服させること」だ。
以下、ポイントを3つ説明する。
1、まず自分に問うべきこととは?
まず戦いの大前提として、
昔は「負け=死」
つまり、やり直せないということ意味する
現代ではなかなか、これを実感して過ごすことは少ない。しかし戦いとはそういうものであることは理解できる。そして、私自身やり直しがきかない戦いをしたことがある。部活動の引退試合だ。
この大前提で考えるとまず自分に問うべきことは
「それはやり直せますか?」
そしてやり直せる場合の戦略はこうだ。
「小さく試して、早く失敗し、学習を重ねる」
2、条件に合わせた3種類の戦い方とは?
孫子の戦いの原則では、やり直せない状況、つまり負け=死となる場合を前提としている。
ここでは、3つの条件に合わせた戦略を紹介する。
相手が弱い場合
→相手を痛めつけず、無傷のまま味方につける。
相手が同等の力の場合
→事前に戦い方を見抜き、相手の攻撃を交わし続ける
やがて、戦いのエネルギーが第三者に向くのを待つ。
相手が強い場合
→逃げるか、戦わない。
ここで疑問に思う。
逃げたら負けなのでは?
この問いが本を読み進める間に見つかるとよい。
3、戦いの原則に則るために、次に必要なこととは?
一応戦いの原則は分かった。この原則に則る場合、必要なことがある。
自分と相手の力を正確に比べ、どちらが強いか判断することだ。これができなければ戦いの原則に則ることができない。
次回、自分と相手の力を正確に比べる方法とは?を解説していこうと思う。
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