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「特急とかち」で行く帯広 タウシュベツ川橋梁

前回はこちら

5月7日 日曜日
5:20 ひがし大雪自然ガイドセンター集合
申込と長靴合わせ

5:40 出発
ワゴン車2台に分乗。
同乗は、私と一組の家族

しばらく舗装された山道を進んでいく

すると
タウシュベツ川橋梁に入ることを許された人たちだけが
足を踏み入れることができるゲートに到着した

ガイドさんがカギを開ける
車を降りて歩きたくなる道

開錠し、今度は舗装されていない道を進んだところで
車を止めた
あとは、徒歩

長靴を履いてきてよかった

木々が倒れ、折り重なる悪路を歩く

突然、視界が開け
パンフレットで見ていた「タウシュベツ川橋梁」が見えた。

湖の手前に見える地面から出ているポツポツしたものは、木の株
こんな感じ

ここでの散策時間は50分
足場は
大きな石が山のように積み上がっている場所や

立った石は、ガイドが造ったオブジェ

ダムの水でぬかるんでいる場所

長靴 大活躍

時には流れのある細い川を渡りながら

みんなは普通に渡って行ったが、流れに足を取られるのではと、怖かった

長靴をフル活用し、
360°全方向から橋梁を携帯のカメラに収めた

やがて晴天になった

聞いていた通り
橋の崩壊はかなり進んでいた

コンクリートは崩壊し剥がれ落ち、内部の鉄棒は曲がりくねり表出

今足を付けている地が、
ダムの底だということは実感できなかった

黒い石 ピントがずれてしまったが、十勝石ではないかと

今でさえ、北海道遺産などと言われ
観光客を引き寄せてはいるが
国の特殊会社として設立された電源開発や
国営鉄道が
こんな大きなゴミを放置してしまっていることが不思議だった

車に戻るまでの道すがら
木の枝に、りすを発見した

ちょっと見えにくいが
柏の林が整然としている
車窓から シカ
オスのシカが見られるのは珍しいとのこと
車道のすぐ近く

7:15 十勝バス ぬかびら源泉郷営業所 着

これでぬかびらともお別れ

来た時と違って、すっかり青空

7:31発 帯広駅行きバスに乗車
乗客は私だけ
一番後方席で、ますやのおぐらパンを食べる

ぬかびら源泉郷の風景は、
ずっと私の心に焼き付くだろう

帯広までの車窓から

9:20 帯広駅着

六花亭本店まで歩く
やっと訪れることができた。
思っていたよりも控えめな外観

通り過ぎてしまうところだった
シンプルだけど、おしゃれ
六花亭の創始者 小田豊四郎氏
両サイドに入口 もう一方の入り口

行きたかった喫茶室は11:00からなので、断念
パッケージにひかれた「白い花の咲く頃」と大好きな「めんこい大平原」
そして「サクサクパイ」を購入

もう一方の入り口は、この繁華街に面していた
飲み屋街なので、昼間はひっそり

駅に戻る
特急車内で食べるお弁当を探し、駅舎をぶらぶら。
今日は、有名店に並ぶ行列はなく
「ぶたはげ」の豚丼をすんなり購入できた。

目を引く 赤いぶたはげ

特急の中で食べようと思って購入したにもかかわらず
温かいうちに食べたいと
駅前の公園で
最後の帯広を味わう

おいしくて写真に収めるのを忘れて半分食べてしまった

お隣のバスターミナルには
故郷で連休を楽しんだ人たちだろうか
車で駅まで送られてきた人たちが
別れを惜しみながらバスに乗り込む姿が多かった

11:08 特急とかち6号 乗車

満席

沿線の風景を楽しもうと思っていたのもつかの間
終始うとうとしてしまった

13:38 新千歳空港着

私の「道東とりあえず、ぐるっとひとめぐり」は
これで一段落

どの季節も魅力的だったが
やはり冬は格別だったように思う

これからは
ぐるっとひとめぐりで取りこぼした
道東の隠れた自然に会いに行くつもりだ
道東は、魅力いっぱい




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