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#3 サラリーマンがFIREを目指す ”必須条件”

毎日朝起きて、満員電車に揺られ、行きたくもない会社に出社し、会いたくもない上司・同僚と仕事する。

そして月に1回、よくわからない基準で作られた給与をもらう。しかも、しこたま国や自治体に税金を引かれた後に。

こんなサラリーマン生活なら誰もが抜け出したいと考えるのはもはや当たり前ですよね。100人にいたら99人はFIREしたい、と言うはずです。私もその一人。

でも99人はFIREしたい、というものの、実際に実現できる人はその中のほんの一握りです。
なぜかと言えば、FIREを目指すには「お金」「時間」が必要だから。

いやいや、「お金」「時間」を手に入れたいからFIREを目指すんだから、
サラリーマンやっている間はそんなのあるわけないじゃん、という声が聞こえてきそうですが、そうじゃないんです。

まず最初の核となる「お金」「時間」は最初の段階で無理やり捻出しなければならないんです。

どれくらいが必要かと言えば、
 「お金」で言えば最低100万円。欲を言えば1,000万円
 「時間」で言えば最低1日2時間。欲を言えば3時間
これを自分の将来に投資していく必要があります。

これを作れるサラリーマンなのかどうか、がFIREを目指せるのかどうかが大きなカギになると思います。したがって、FIREを目指せる職場環境は下記2種類となります。

① 超絶ホワイト企業
 基本的に残業無しで「朝9時まで」と「17時以降」は自分の時間
② やればやっただけ稼げる企業 
 成果報酬が大きく、若いうちから活躍しだいで大きな額を稼げる

この2種類の職場どちらかの環境にいることが、サラリーマンがFIREを目指す上での”必須条件”と言えます。

①の環境にいるのであれば、まずは時間の確保はできると思いますので、給料の中からしっかり貯蓄して核となるお金を作る。ある程度のお金ができればそれを元に投資やビジネスをスタート。時間をかけてゆっくりと成長させていく。

②の環境にいるであれば、まずはお金を稼ぎきる。
ポイントは「ここまで貯める」ラインを作ってそこに達したらすっぱり辞めて、今度は時間的に余裕がある環境へ転職する。そして①と同様、貯めたお金を元に投資やビジネスにまわす。
②の環境のままだと、おそらく本業以外に目を向ける余裕がないと想像します。

そして上記以外のパターンの場合、おそらくFIREを実現するのは難しい
「そこそこの給料」で「そこそこ長い労働時間」が一番FIREに向いていない。
でも、企業としては一番人気が高いのが、実はこの3種類目の会社だったりします。

要するに「会社員であること」「FIRE生活を送ること」は真逆の関係性であるので、サラリーマンとして「いい会社だな」と思える環境に身を投じていると危ないよということだと思います。

私は幸運にも②の環境で自分のキャリアをスタートさせることができましたので、FIREを目指すことができ、目前まで来ることができています。
現状FIREを目指したいが、①でも②でもない、という環境であればすぐにでも転職することをお勧めします。



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