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2023年に出会って良かったロックバンド4選


初めてのブログ…何を書こうか迷ったんですが、今回は2023年に出会って良かったロックバンドを4つ紹介しようと思います。学校では中々、自分の好きな音楽について色々話せる人がいなくて孤独なのでたまにブログに書いて話したい事を話そうと思います。あんまり語彙力が無いし話もつまらないかも知れないですが、ぜひ一読してくれたら嬉しいです。


その1.THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

2023年は、間違いなくミッシェルの年でした。

↑THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
右から、チバユウスケ(Vo./Gt.),ウエノコウジ(Ba.),
クハラカズユキ(Dr.),アベフトシ(Gt.)

今年の夏にバードメンを聴いた時は痺れたなぁ…日々の怒りや鬱憤を代弁してくれる曲というか…ミッシェルはそういう曲が多い気がします。変な応援ソングよりも全然響くし、もはやバク上がりです。

ミッシェルの魅力はやっぱりチバユウスケのがなり声アベフトシの鬼パワフルなギターですね。本当に全てをぶっ飛ばしてくれる。嫌な学校行事とか嫌な面倒なヤツとかいるでしょ?そんなのもなんか、全部どうでもよく思えてくる。もうなんでもオーケーだぜ、かかってこい!!って気持ちになれる。俺にはロックがある…ミッシェルがある…!!そう思う事によって俺のメンタルは多少強くなりました。

ホントにこの1年間はミッシェルがいなかったら乗り越えられなかった気がする。

【THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲5選】


1.ゲット・アップ・ルーシー
初心者にはゲット・アップ・ルーシーが一番良い気がします。ミッシェルの曲は、ただうるさいだけだと思ってるヤツ、この曲聴いたら飛ぶぜ?ミッシェルのイケてるサウンドに加えて、チバの詩的センスも堪能できる一曲となってる。

2.シャンデリヤ
アベフトシのカッティングが堪能できる曲。他にもスイミング・ラジオとかロシアン・ハスキーとかアベフトシのカッティングがヤベェ曲はたくさんあるんですけど、その中でも特にヤベェ気がする曲はこのシャンデリヤって曲です。最初から最後までカッティング祭りです。髪を切りたくなりますね。

3.ダニー・ゴー
初期ミッシェルを代表する一曲なんですけど、なんというかめっちゃ解放感溢れる曲なんですよね。疾走感もあるし。あとなんか切なさもあるんだよな…。なんでだろう。ちょっと青春味もあるような…。

4.ジプシー・サンディー
ミッシェルは後期になるとだいぶ音楽性が変化してくるんですが、その中でも俺はこのジプシー・サンディーって曲がめっちゃ好きです。冬に聴くと中々痺れますね…孤独と悲しみが詰まってる。死とか終わりも感じる。

5.ミッドナイト・クラクション・ベイビー
Mステのt.A.T.u.ドタキャン事件をMステのなんかのコーナーで見た事ある人もいるんじゃなかろうか?番組の大トリを飾る予定だったロシアの2人組ユニットt.A.T.u.が出番前に突然ドタキャンして、制作側や出演者もどうしようどうしよう…ってなってる時に救世主として現れたのがミッシェルでした。もう既にミッシェルの出番は終わってたんですが、「俺たち、もう一曲出来ますよ?」って言って披露したのがこの曲でした。めっちゃカッコイイっすよね…このMステ回を見てミッシェルのファンになった人も多いようですね。


その2.The Birthday

↑The Birthday
右から、ヒライハルキ(Ba.),クハラカズユキ(Dr.),
チバユウスケ(Vo./Gt.),フジイケンジ(Gt.)

The Birthdayはミッシェル解散後にチバユウスケが結成したバンドなんだが、このバンドも中々カッコイイんだ。2022年に公開された映画「THE FIRST SLAM DUNK」のOP曲にバースデーの「LOVE ROCKETS」が使われたのも記憶に新しい。10-FEETのTAKUMAが紅白で「The Birthday!!チバユウスケ!!」と叫んで、バースデーのLOVE ROCKETSを歌ったのもちょっと話題になった。(チバユウスケは2023年11月26日に食道がんで亡くなった。)

チバユウスケがカッコイイのは、絶対にバースデーでミッシェルの曲を歌わなかったことだ。自分の作った曲なんだから、別に歌っても良いはずなのに、絶対に歌う事は無かった。しかも、バースデーはミッシェルとは全然違う雰囲気の曲が多くて、完全にミッシェルとは別バンドになっている。ここに、チバのこだわりというか、バースデーに対する強い思いを感じる。チバはバースデーの曲で愛をテーマにする事も多かったけど、なんつーか愛の本質を歌ってるんだよな。マジでかっこいい。てか、チバは全てがカッコイイんだ。

【The Birthdayのオススメ曲5選】

1.さよなら最終兵器
最終兵器ってのは誰の事なのかよく分からない。最初はアベフトシかなと思ったけど、分からない。この曲はゴリゴリのロックサウンド。カッコイイ。「お前に会えて良かったよ心底…」って歌詞を今はそのまんまチバに送りたい。チバと出会えて良かったよ心底。これからも聴き続けたい。

2.なぜか今日は
多分こういう曲を他のミュージシャンが歌ったら、普通の優しい曲になるんだけど、がなり声のチバが歌うからこれは強い励ましの曲になる訳です。「泣いてるマスカラ 地べた 笑ってよ さぁ立って おやつの時間だ 美味いもんでも 食いに行こう」って歌詞が好きですね。

3.涙がこぼれそう
PVのチバの色気が凄い。これがイケてる男ってヤツか…となる。アラバキロックフェスにThe Birthdayがチバのガンの療養で出れなくなって、その時代わりにELLEGARDENがThe Birthdayの「涙がこぼれそう」をカバーしたんだが、これもめっちゃカッコイイ。


4.BECAUSE
「ラブソングは好きさ けどあんたのそれじゃない 広くてでかいのに 胸焦がしてる 澄み切って…」って部分がめっちゃ好き。あんたのそれじゃない…いやめっちゃ分かるぜ…って感じだ。「君に伝えなきゃいけないことが…」で歌が止まってこの曲が終わるのも最高にカッコイイ。

5.Red Eye
「善いも悪いもそいつの感性」
って部分にチバイズムが全面に出てる。チバのとりあえず全てを受け入れる精神を見習いたい。


その3.フジファブリック

↑フジファブリック
右から、金澤ダイスケ(Key.),山内総一郎(Gt.),
志村正彦(Vo./Gt.),加藤慎一(Ba.)

夏の終わりになれば、若者のすべてをカラオケで歌う人も多いんじゃなかろうか?この曲の凄い所は、色んな人によって議論されてるけど、やっぱり俺が思うこの曲の凄い所は、若者のすべてを聴く事でしか生まれない感情がある所だと思う。

エモいの一言で片付けるのには勿体ない曲とはまさにこの曲の事だろう。

フジファブリックは、実は中学時代から聴いてたんだが応援する熱が出始めたのは高校入ってからだ。志村正彦の陰キャ感がたまらない…どこか冷たそうに見えるけど、でも心の中では熱い気持ちがある所が俺はすげぇ好きになりましたね。2009年のクリスマスイブに29歳で彼は突然亡くなるんですけど、そこもまたね…カッケェと思える。ロックすぎる。

志村が死んだ後もフジファブリックは残った3人で活動を続けていて、今年デビュー20周年を迎える。3人は「志村が結成したバンドだから俺たちに解散権は無い」と言ってて、なんだよフジファブリックって最高じゃないか…と思った。

【フジファブリックのオススメ曲5選】

1.銀河
フジファブリックで一番最初に聴いた曲が銀河だった。今でも、この曲を聴いた時の衝撃は忘れられない。意味不明な歌詞、真顔で歌う志村、女子高生がひたすら踊ったり走ったりする奇妙なMV、めっちゃ気持ち悪いはずなのに、めっちゃカッコイイ。山内さんのギターとかね…マジでイケてる。


2.桜の季節
フジファブリックのデビュー曲。この曲も若者のすべて同様、この曲でしか生まれない不思議な感情が湧き出てくる。言葉にはできないけど、なんか不思議な気持ちになる。サッパリしたような悲しいようななんとも言えない気持ちになりますね。転調してる部分で何故か昔の思い出とか黒歴史がフラッシュバックされますね。切ないっすね。

3.夜明けのBEAT
志村正彦が最後に遺していった曲。最後の最後にはじまりの曲を遺すってのがな…かっけぇよな。サビの「バクバク鳴ってる鼓動、旅のはじまりの合図さ」って部分な。残されたメンバーもきっと、この曲を聴いて「俺たちはまだフジファブリックを続けないと」と思ったに違いない。実はギターソロ部分は志村が弾いてるんだが、志村が死んだ後にその部分を山内総一郎が受け継いでちゃんと弾いてるのもな…アツいよな。フジファブリック、ロックすぎる。

4.バウムクーヘン
志村正彦が無くなった年にリリースされたアルバム「CHRONICLE」に収録されてる一曲。志村曰く、このアルバムは「志村正彦の私小説」らしいのだが、この曲を初めて聴いた時、ロック少年の志村でもこんなネガティブな感情になる事があるんだ…と衝撃を受けた。志村も俺たちと同じ人間だったのかと。「嘘をついたらバチが当たるからそれはなるべくしませんが、それもどうだか分からないんです。」って歌詞が好きですね。

5.流線形
これは志村が死んだ後にリリースされたシングル「徒然モノクローム」のカップリング曲ですね。ようやく前に進め始めたフジファブリックという感じがする曲ですね。2011年にリリースされたアルバム「STAR」はまだ志村に対する未練が残ってるアルバムなんですけど、この曲からは、もう俺たちは前に進むぜ!って感じですよね。俺も過去ばっかりに囚われないで、今や先を見据えて前に進んでるいけるようにしたいですね。


その4.羊文学

↑羊文学
右から、フクダヒロア(Dr.),塩塚モエカ(Gt./Vo,),
河西ゆりか(Ba.)

最近聴き始めたばかりで、まだあまり詳しくは無いのだが、このバンドも中々カッコイイ。スーパーカーが好きな人なら間違いなくハマれる。俺は、中学時代によくスーパーカーを聴いてたから結構すんなりに入れた。スーパーカー以外にも影響受けてんのかな…わかんない。

【羊文学のオススメ曲4選】

知ってる曲がまだ少なくて…羊文学だけ4選になっちゃってごめんなさい。

1.more than words
人気アニメ「呪術廻戦」のエンディング曲らしい。でも、この曲は呪術廻戦見た事あるとか無いとか関係なくハマれると思う。夜に聴きたい。

2.”1999”
「それは世紀末のクリスマスイブ、誰もが愛したこの街は…」って歌詞の曲だ。なんとなくオシャレというか、冬に聴いたらそれっぽい雰囲気が楽しめそうだなと思った。クリスマスイブの夜に聴きたい。

3.OOPARTS
スーパーカーって感じ!!となった曲。途中のギターソロもめっちゃカッコイイし。重低音みたいな?「ねぇ今ならばまだ間に合うのに、誰か聞いて ただ 生きたいだけ」って歌詞がめっちゃ好きですね。なんか死ぬのを思い留まらせてくれそうだ。沢山の円盤に囲まれて最高の瞬間を記録するのもまさに今の俺なんじゃないかと思えてきてめっちゃ好きな曲だ。

4.Addiction 
この前リリースされた「12 hugs (like butterflies)」に収録されている一曲。PVは全部スマホで撮影しているらしい。めちゃくちゃ重低音でカッコイイんですよ…全部カッコイイ…これもスーパーカー感あるんですけど、なんかスーパーカーよりも力強い感じがありますよね。生きてる事を実感できるというか。これから、羊文学はたくさん深めていきたいです。

今年もたくさん良いバンドと出会える事を願っています。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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