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組織のカギは副将が握る       by蔵馬(くらま)/幽遊白書

どーもHiroです♪

昨日の記事で少し触れたものですが、本日は「組織のカギは副将が握る」についてちょっと書いてみますね!

皆さん「幽遊白書」は知っておられますか?

とっても人気ですが続きが気になるマンガ、「HUNTER×HUNTER」の作者、富樫先生の作品です!僕の実家の地域ではひたすら朝に再放送をしてたもんです。懐かしい。。今でもたまに見返しますがとっても面白いので読んだことがない方は是非(^O^)

最初は霊界探偵が妖怪や幽霊絡みの事件を解決する話ですが途中からバリバリの格闘マンガに進化し、最後はバタバターっと終わります。

僕の大好きな、エヴァンゲリオンのアニメの様に。。

今回はその中から人気もとても高かった美男子、蔵馬さんの持論からの抜粋です!

この持論、つまり組織においては2番手がとても大事ですよー、という事なんですが、僕個人的にこれはとても賛同できます。

パッと思い浮かぶ2番手のキャラを書いてみましょう。

・ゾロ(麦わらの一味/ワンピース):一番手は船長ルフィ

・レイリー(ロジャー海賊団/ワンピース):一番手は船長ロジャー

・花沢類(花より男子):一番手は道明寺さん

ちょっとワンピースにかたよりましたね。。他にも有名な組織の2番手はいっぱいいると思いますがとりあえずこの3名。

意外と主人公や一番手よりも人気が高くなる事も往々にしてある二番手というポジション、一体何が大事なのでしょうか。

★一番手とは!

まず一番手(トップ)についてですが、もちろん組織である以上トップは大事です!

トップは組織における方針や方向性を定め、メンバーを引っ張っていく役目です。大なり小なりメンバーの人生を預かるわけですからその責任も重大です!

トップに求められる資質はカリスマ性や決断・判断力、先見の明や責任感、目標に向かって走る体力や惜しまぬ努力、ブレない軸などその他にもいっぱいあるでしょう。世の中で何かのトップとして会社やチーム、業界等をけん引していらっしゃる方々は本当に立派だと思います。

下から見ていても分からない、華やかな姿の裏に隠れたとんでもない苦労や努力、責任等と日々向き合っている訳です。今はそうでもないよーという方も昔は大体何かしらそういった経験はお持ちだと思います。

でも僕が思うにトップの方はみんな根本的に「自由」だと思うんですよね。

自分がやりたい、達成したい事に向けて走り、そこに賛同したメンバーを率いて責任をもって舵を切っていく。

知っている方は上に書いた一番手のキャラ3人を思い浮かべて下さい。。

みんな自由でわがままですよね!俺がしたいといったらやるんだ!みたいな。でもちゃんとメンバーの事は信頼しているし困った時は素直に頼り、メンバーに何かあった時は全力で助ける、、でも普段はわりと好き放題で周りを振り回す。。

でもトップはこれでいいと思うんですよ。トップになった経緯は色々あると思いますが基本的には「トップ」な訳ですから好きにやるべきなんです。

これは昨日の記事につながるのでよかったら読んでみて下さいませ(__)

でもトップも間違う事もあります。

他にもトップにたっている人と下についている人では見えているものが違ったりそれぞれのミッションが違うので、目指す方向は一緒なのに気づけばいつのまにか最初に指示や言いたかった事が曲解して伝わったり、誤解を招く事もあります。組織が大きくなればなるほどこの現象は起きやすくなります。

社長から部長、部長から課長、課長から係長、係長からメンバーにと指示や考え方がレイヤーを経て下りていく間に、それぞれの段階で伝える方自身の想いがのったり、フィルターやバイアスがかかってたり、単純に誤解して伝えてしまったり。。

一番最後のメンバーに伝わった時は純度がかなり落ちている。。

でもメンバーからするとこれはトップの考え(指示)という認識であり、理解や納得もできす現場と上の軋轢が生まれ、うまく組織が回らなくなります。

勿論全てが全てこの限りではないですが、こういった例も少なくないと思います。

★じゃあ二番手の役目は?

ちょっと話が大きくなっちゃいましたが、優れた二番手はどんなでしょうか?

上に書いた二番手のキャラ3人はどこか共通点があると思いませんか?(知らない方はすいません。。)

トップが自由に動いたり騒いだり時には事件を起こしたり何だかんだしている横で冷静に全体を見ています

トップが間違ったり脱線しそうな時はグッと引き戻し、メンバーとの問題が起こった時は上にも下にも気をつかい、双方が納得出来る様な形でその問題をさらっと解消します。時には上にも下にもしっかり説教します。

でも決して自分の方が優れている、トップを疎かにする、等はせず表には出さずとも常にトップを尊敬し、立場をたててそのポジションを脅かそう等とはしません。あくまでトップはトップ、自分はその人をトップと認めてついて来たからにはこの人を上に連れて行くんだという意識が要所要所で出てきます。あくまで自分はその組織のいちメンバーなのです。(これはゾロとレイリーが主にそんな感じですね)

僕なりにすごく簡単に「二番手」をまとめるとこうです。

二番手は・・

・トップと部下を両方諌(いさ)める事ができる唯一の存在。

・上と下の見ている景色や気持ちを両方知り、それぞれによりそうことができる存在。

これにより優れた二番手は自由でわがまま(よくも悪くも)なトップとメンバーの軋轢や誤解をなくし、同じ目標のもとに集めてうまく組織を動かす潤滑油になってくれます。

下のメンバーがやっている事を経験したうえでトップの一番近い場所にいると双方の仕事、気持ちが分かるので双方の悩みを聞き、かたよりのないアドバイスが出来ます。

トップの中には中々メンバーの前では弱音を吐いたりそんな姿を見せられない、という方もいるかと思いますが、そういう時信頼する二番手に相談する事により、気持ちも軽くなり事態も好転するかもしれません。

こういう二番手がいるとトップはとても助かります。

トップの方はやる事や目指すものがたくさんあると思います。優れた2番手がいてくれればそれに集中して自由に動いていく事が出来ます。

裏を返すと、会社やもっと小さいチームでも何かでトップをされている方はまず第一の目標ややるべき事と同時に、こういう二番手を育てるといい意味でとても楽になるし、もし自分に何かがあってもしっかり代役を務めてくれるかもしれません。

逆に同じ2番手でも、トップのイエスマンやメンバーと一緒になって上の悪口をいったり等、上か下のどちらかに極端によってしまっている様な二番手は残念な例です。

トップは孤独になりがちとよく聞きますが、一人でもこういう存在がいると何かが変わるかもしれませんね!

今日はここまで!読んで頂いてありがとうございました(^O^)



PS. 個人的にはゾロがめっちゃかっこよくて好きです。名シーンはたくさんありますがウソップを迎えに行こうとしたルフィ達に一括したシーン、、あれは痺れました!これぞ完璧な二番手だなーと。。分かる方には分かるかしら。。笑






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