【2回目】写真の言語化‐「なんとなく良い」からの卒業‐
今回も良いなと思った写真を、何が良いと思ったのかなぜ良いとおもったのか徹底的に言語化していきたいと思う。
【結論】
スケールがデカく感じる大きな物が背景にあり
順光ではなく、逆光や側光など隙間からピンスポットのように一筋の光が照らされている場所で
そのピンスポットのなかで人や動物などの被写体があり
全体の色味がナチュラル
こういうロケーションを意識して撮ると良い写真が撮れる。
この写真のココが好き
①全体の色がナチュラル
②光の加減
③まわりの大きな岩
④人が一人いる
これらが好きなポイントだ。
ここらからなぜ好きなポイントになったかを掘り下げる。
①について
Q.なぜ全体の色がナチュラルだと好きなのか?
A.淡い色が好きだから。
Q.なぜ淡い色が好きなのか?
A .やさしさやヴィンテージぽさを感じるから。
Q.なぜやさしさやヴィンテージぽいのが好きなのか?
A.古さをしんみり感じるから。
Q.なぜ古さをしんみり感じるのが好きなのか?
A.心が潤う気がするから。
②について
Q.なぜ光の加減が好きなのか?
A.隙間から見えるのが好きだから。
Q.なぜ隙間から見える光が好きなのか?
A.ピンスポットみたいだから。
Q.なぜピンスポットが好きなのか?
A.そこに目が行きやすいから。
Q.なぜそこに目が行きやすさが好きなのか?
A.どこを見てよいか迷わない、見やすいから。
③について
Q.なぜまわりのデカい岩が好きなのか?
A.スケールがデカいから。
Q.なぜスケールがデカいのが好きなのか?
A.圧倒されるから。
Q.なぜ圧倒されるのが好きなのか?
A.「おぉぉぉぉ!」と感じるから。
Q.なぜ「おぉぉ」という感情が好きなのか?
A.テンションが上がる、興奮するから。
④について
Q.なぜ人が一人いるのが好きなのか?
A.物語がありそうな気がするから。
Q.なぜ物語がありそうなのが好きなのか?
A.その写っている人にのめり込むから。
Q.なぜ人にのめり込むのが好きなのか?
A.何で?何をしているんだろう?と気になるから。
Q.なぜ気になるのが好きなのか?
A.その人が何をしているのか回りの状況も見て答えを出したくなるから。
なるほど、こういう思考が無意識に頭の中を駆け巡り
(あ、この写真なんか好き)。。。
と感じたのか。
今回も人が写っていたが、ふとこう思った。
きっと自分はジオラマみたいな感じで見ているのだろうと。
(うまく言語化できないがなんかひらめいた笑)
ジオラマという風景に、人だったり動物だったりを置いてやることで
見た人それぞれが勝手にストーリーを思うのだろうと。
つまり自分がここが好きで深堀ったポイントを意識して街を歩き回り、ドンピシャな景色で人や動物を待つ。
これで再現性のある良い写真が撮れるのではないか。
これは色々試して実験する必要があるようだ。。。
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