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死について考えた

ノートブログ書き初めて858日目になりました。
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昨日は夜眠れない。 
遠隔をして居る人から
死に対しての恐怖心が伝わってきた。
私と、同い年で有るから73歳。
世間的には戦後のベビーブームを生き抜いて来た
同志である。
まだまだ癌細胞以外は若い
生きたいので有る。
しかしながら今は抗がん剤治療しか無い。
お医者さんだって、コレで治りますとは言えない。
医者の立場も理解出来る。
まだまだ医者も手探り状態なのだろう。
一般人より、知識が有る。くらいだろう。
クライアントさんは利口な人だ。
癌センターに居ると、解る事が多いのだと思う。

死が目の前にあっても、生き切れる自信が私にあるか?
と聞かれたらきっと枯れて行く草木を見つめるだろう。
彼らだって最盛期はあっただろう。静かに待つしか無い。
勢いがあった頃を懐かしんで枯れて行くのを待つしか無いと教えてくれるだろう。

今日本の国民の何割が、死と向かい合って居るのだろう。
世界の人口の何割が死と直面して居るのだろう。

しかしながら我々は生き切るしか無いのである。

自分の好きな仏さまの側で死を迎えたいと思う母の
気持ちが、少しだけわかった。
今度京都に行って永観堂の振り返り阿弥陀如来像を写真にとって来よう。
初めて此の如来様を見た時。ブラウスの前が濡れる程涙が出て止まらなかったと母は話してくれた。

今日一日皆様にとって、色々な感覚を持ち今迄見えなかった事に目を向けられますように。

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