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緊迫感(芝居報告 11)

ノートブログを書き初めて458日目になります。
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おはようございます。
サアいよいよ泣いても、笑っても、最後の練習日となりました。
舞台で、蝶になる為の脱皮の最後の仕上げの日です。
昨日の芝居練習の集中の時、演出家もピリピリして居るのが解ります。

役者は自分の持つ集中力と、人間的な包容力を鍛える事の出来る。素直な時間に入ります。

演出家曰く。
お煎餅班は芸術性が高く。🍘

お団子班は団結力が高い。🍡
と言われました。
千秋楽は団子班です。
さあ此の評価を土台にして此の芝居をどう育てるかは
板の上に立つ役者達に任されます。

両方見て下さるお客様は何方も感じて欲しいですね。
わたしはシングルキャストですから両方に出ます。
私はそこに存在しているだけでいいそうです。
三次元と変わらない、役目が有る様ですね。

昨日、此の芝居、家族百景の1場から3場まで家族の中心のサザエさん役(大らかなお母さん役)の若い役者さんと早い夕食を取りながら話しました。

彼女は重要な役に居ながら小道具の係もこなしています。
また、ラジオ番組への宣伝出演も任されました。

私達は「武蔵野芝居塾」と言う塾の塾生ですから、
何でもこなします。
体力の限界勝負ですよね。
千秋楽が終わったらきっと全ての役者はぶっ倒れて
寝込む事間違いなしでしょう。
私と同い年の絹さん役の役者さんと桂さん役の
私は、年齢的に、体力の温存を許可されていますから、
特別扱いです。
より芸術性、団体力を高めて頑張ります。

板の上に立つと言う事は蝶になること、羽を美しく広げる為の今日と言う時間を大切にしましょう。

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