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転スラ読んでみた。(小説20巻読了記念)

少し大変だったこと

子ども達の影響で、アニメ→漫画→小説へと進み、この度、最新刊(2023.02.10時点)である小説20巻まで読み終わりました!
(うー、つづきが気になる…)
しかし、よく覚えられるねと子ども達に感心。
出てくるキャラたち、
みんなカタカナ←これはまだ良い
3文字多め←ちょっとキツくなる
最初の2文字同じ1文字だけ違う←あ、無理かも
て、なりません?僕だけ?
アニメのうちはもちろんキャラデザインが違うから大丈夫ですよ!
小説になると…それでもアニメに出てくるキャラはデザインが違うから分かる。それがまだ小説にしか出てこないとなると…大混乱!
それでも続けて読んだので、まだ何とかついていけたかな?
リアルタイムで追いかけてたら、半年とか空いてると無理だったかな(汗

面白かったです!

メディアの違いで意外に面白いと感じるところって違うもんですね。
アニメだと、戦闘シーンの盛り上がり面白いですよね!
テンポ良くつながるアクションは、目が離せません。でも会議が延々と続くシーンは、画面の変化も無くて少し飽きてしまうのが正直なところ。

ところが、小説になると会議でのやり取りがなかなか面白い。
これは、長編のせいもあるのでしょうが、会議によって改めて各キャラの立ち位置や国の立ち位置が整理される。
普段の小説で、長いと辛い主人公の心理なんかも、心にいる⁈スキルとの会話という表現のおかげで、軽妙なやり取りへと変化してたりして。

表現媒体によって結構違うもんだなと感じました。

思い出す

ここでちょっと思い出したのが、夢枕獏さんのエッセイ。
ご存知の方も多いかもしれませんが、獏さんが歌舞伎の脚本を書かれた時の坂東玉三郎さんとのやりとりを紹介されたエピソード。
脚本を読んだ玉三郎さんが、「この人、可哀想」と伝え、獏さんが、そうか舞台の上では、小説と表現が違うのだというエピソード。
小説では、2人のやりとりになれば、同じ場所に他の人物が居ても、気にすることなく続けてしまえば良い。でも、舞台の上となると話は別で、その登場人物は、やりとりをしている間、ずっと舞台の上で待っていなければならない。
それは、いかんよね、という。

アニメと小説

アニメと小説でも登場人物に変化が生まれそうと思う。
アニメで場面の変化も少なく、延々と似たようなシーンが流れ続けてしまうと、そりゃ辛い。
小説だと、元々、ビジュアルが頭に展開されて読める人って多分少ないですよね。だから、文章で読む作業としては一緒?かなと。

きっと表現する媒体によって、変化が生まれる。
そして、それは、登場人物の在り方にも変化を与えているのかなと思ってしまいました。
アニメ化、漫画化によって出てきた場面によって、小説も影響を受けるなんてことがあったのかなと思ったり。

きっとアニメと漫画の間でも起きてそうですが、ややこしくなりそうなので今回はパスしますが(笑

と読書感想文を書いてみました。
とにかくつづきが気になるので、早く続刊を熱望します!


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