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[カフェ開業] #02 物件探しの自分なりのコツ

おはこんばんちわ。
ココロ株式会社、何でも屋の北村です。
バリスタ見習いです。

美味しい「ラテ」と語れる「撮影スタジオ」の融合を目指し、東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅に「556 Cafe Studio(ゴーゴーロクカフェスタジオ)」をオープンさせようと、ゆるりと準備を進めております。


物件探しにおける大事な3つのコト

今。
振り返って思うコトは、以下の3点。

これだけは自分のムスコやムスメに、秘蔵の牛丼レシピと共に、生きている内にキチンと伝えておこうかと。

  • 物件は「足」で探し、

  • 地元に根付いた「町の不動産屋さん」で、

  • 大家さんの「顔」が見える物件を。

思えば。
引っ越しする前の事務所も、その前も。

自らの足でもって探し回り、テレビCMで目にするような大手の不動産屋さんではなく、とてもこぢんまりとした町の不動産さんと二人三脚でもって、大家さんの顔が見える物件を自分たちの作業場としてチョイスし続けてきました。

「物件探し三原則」

スープの冷めない距離。
不動産屋さんや大家さんと、いつでもすぐに会えて、キチンと話し合える距離であるコト。

お互いにすぐ会える物理的距離、そして関係性こそが、この令和の時代においても、やっぱり一番大事にすべきことなんだと。

昭和的シェイクハンドが、やっぱり必要なんだと。


ネットは意外と古い

物件探し。
はじめの一歩は。

都心から少し離れた、郊外のガレージハウス。1階がスケルトン、2階が事務所仕様のインターネットで見つけた物件。

駐車場が2台分用意されており、室内も十分なスペースが確保され、家賃もとってもお手頃。

1階スケルトン部分を「学びの場」と「カフェスペース」として、2階を「事務所」として運用しようかと、パソコンと睨めっこしながら、のんびりと思いを巡らせていました。

そして、いざ。

会社のメンバーで内見しようと不動産屋さんに申し込みをしたところ、希望の区画には既に他のお客さんが。

ネット上ではまだ募集していたものの、実際には契約済みの物件。とほほ。

結局。
希望区画の隣の物件を内見したのですが、なかなかしっくりとこず、色々と気になるコトも出てきたので、今回は敢えなく断念。

まだまだ。

不動産業界において、インターネットに上がってくる物件には、情報の鮮度として古いモノが多く、ネット主体で物件探しをするには限界があることを痛感。

そして。
これを機に、もっともっと散歩がてら、色々な町を歩いて見ていく方向に切り替えました。

小田実さんの『何でも見てやろう』の精神でもって。


造作譲渡は意外と高い

あちこちと。
色々な物件を探し歩いていると、これまた面白そうな物件との出会いが。

カレー屋さんの居抜き物件。大のカレー好きにはたまらない物件の登場。

不動産屋さんに申し込みを出して、ドキドキしながら結果を待っていたのですが、残念ながら結果はNG。

ワタクシたちとは別に手を挙げていた方に決まったのですが、負けた理由は「造作譲渡金」。

厨房機器や什器、カウンターなどに対して、一式200万円での買い取り希望が入ったらしく。

うむ。

この経験を機に、造作譲渡に対する考え方や残置物の定義、原状回復のことなど、色々と居抜き物件の「いろは」を習得することができ、個人的には、とても良い勉強となりました。

今思えば。

駅からのアクセスもよく、家賃も格安だったので、このカレー屋さんの物件は申し分なかったのですが、改めて「審査に落ちて良かったな」とシミジミ。

厨房機器や什器など、よくよく見るとどれもかなり使い古されており、空調設備もメンテが行き届いていなく、正直なところ造作譲渡金200万円以上に、入居してからのメンテナンスや清掃コストなどがたっぷりと襲いかかってくるかと。

少し手狭だったのもネックだったし。

一長一短。
「何に重きを置くか」が、物件探しのキモかと。

そして。

ガレージハウス、カレー屋さんの居抜き物件。他にも様々な物件を探し回っている中で、最後に究極の物件との出会いが。

ドラクエでいうところの。まだギラとホイミしか覚えていない状態でもって。竜王と出会ってしまったのです。

カフェの居抜き物件で「ジカホウ」という問題を抱えたボスキャラと。

次週に続く(またか)。


「カフェバー」×「撮影スタジオ」

このnoteでは。

カフェ開業までの道のり、コーヒーやエスプレッソ、カフェ運営、映像やWeb制作、そして氷河期アラフィフ世代の足跡について、気負わずにゆるりとアウトプットしていけたらと。

「同じ阿呆なら、踊らにゃソンソン」

どうぞ、宜しくお願いいたします。

2024年6月15日
きたむらともひろ拝

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