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#MYBEST11まとめ ~裏Jリーグアウォーズ編~

はじめに

 はい、ヒロ@hiro17@hiro121720_yfm)と申します。

 太古の森と漆黒の獣さん(@nemuranaimati)に結果を集計していただきました結果まとめ第二弾。今度は各ポジションでの得票数ベスト3だったり、得票数上位11名によるベストイレブンなどをご紹介していきます。

 皆さんの選ばれた選手たちはどの順位にいるでしょうか。さあ、裏Jリーグアウォーズの開幕です!

 前回のJ1チームの顔編はこちらになります。

チーム別集計

 チーム別に、合計票数と選出人数を算出して比較しました。合計票数はチームの活躍具合を。選出人数はチームが特定の個人に寄っておらず、幅があることを示しているはずです。

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 順位順に並べてみましたが、高い順位ほど、票数や選出人数が多いわけではないことがわかりました。

 横浜FMFC東京については合計票数、選出人数共に多かったです。チームとしての活躍と、多くの選手の活躍が認められたのでしょう。

 C大阪神戸仙台が合計票数だと第三勢力となるほどの数を記録。C大阪と神戸は選出人数も多いことから、チーム、個人共に活躍を認められたチーム。仙台も多くのいい選手が所属していたと思われていたようです。

 上位陣で気になるのが広島G大阪の少なさ。特に広島は選出人数では一番数が少なかったです。これは特定の個が大活躍したことによって、上の順位にいけたことを示していると思います。

 さて、ここからは各ポジションごとにおける得票数の多かった選手をノミネート選手として見ていきましょう。

◇ノミネート選手 ~ゴールキーパー~

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・1位:林 彰洋(FC東京)38票
・1位:キム ジンヒョン(セレッソ大阪)38票
・3位:朴 一圭(横浜F・マリノス)14票
・4位:高木 駿(大分トリニータ)10票
・5位:ク ソンユン(北海道コンサドーレ札幌)7票

 ゴールキーパーの得票数第1位は、なんと同数で林彰洋キム・ジンヒョンでした。チームとしてリーグ最小失点のセレッソと、その次だったFC東京からの選出は納得。ディフェンダー陣の奮闘もありましたが、彼らのセービングも光っていましたね。何度もチームを救っていました。

 3位はマリノスの朴一圭。後方からのビルドアップ貢献はもちろん、浅いラインを敷くディフェンスの背後を守るスイーパーキーパーとしての活躍も目覚ましかったです。

◇ノミネート選手 ~ディフェンダー~

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・1位:チアゴ マルチンス(横浜F・マリノス)93票
・2位:シマオ マテ(ベガルタ仙台)51票
・3位:マテイ ヨニッチ(セレッソ大阪)46票
・4位:永戸 勝也(ベガルタ仙台)43票
・5位:室屋 成(FC東京)27票

 ぶっちぎりの得票数を獲得したのがチアゴ・マルチンス。ディフェンダーとは思えないほどのスピード。圧倒的な対人の強さ。攻撃に目が行きがちなマリノスですが、守備陣も実は強力でした。

 2位は仙台のシマオ・マテ。チームが4-4-2にシフトした際、自身もセンターバックへコンバート。これが見事にハマり、リーグ屈指の固さを誇るディフェンダーへと変貌。6月におけるJ1リーグ月間MVPも受賞。どのフォワードにも当たり負けしない体の強さが印象的でした。

 3位はセレッソのマテイ・ヨニッチ。リーグ最小失点に大きく貢献したディフェンダーは、対人の強さだけでなく、ポジショニングも秀逸。ビルドアップの起点になれるだけのパス精度もあり、ロティーナ監督にとって欠かせない選手だったでしょう。

◇ノミネート選手 ~ミッドフィルダー~

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・1位:喜田 拓也(横浜F・マリノス)47票
・2位:橋本 拳人(FC東京)43票
・3位:田中 碧(川崎フロンターレ)40票
・3位:柏 好文(サンフレッチェ広島)40票
・5位:アンドレス イニエスタ(ヴィッセル神戸)22票

 ミッドフィルダーは全体的に僅差。その中で1位になったのはマリノスの喜田拓也。派手なプレーはないものの、攻守における潤滑油としてチームを支えていました。その活躍が評価されてか、5月のJ1リーグ月間MVPを受賞。J1リーグ優勝における陰の立役者でした。

 2位はFC東京の橋本拳人。中盤のバランサーとして、攻守に貢献するいぶし銀な働きが印象的。相方の高萩が自由に動けるのは、彼の気配りがあるからでしょう。日本代表にもすっかり定着し、国内屈指のボランチへと成長したシーズンでした。

 3位はフロンターレの田中碧と広島の柏好文が同数でした。今季フロンターレのボランチに定着した田中。攻撃の組み立ては彼が中心となっていました。ベストヤングプレーヤー賞を受賞するなど、飛躍を遂げた一年でした。

 柏は今季も広島の攻撃を牽引。サイドからのカットインは多くの人を震わせたことでしょう。チームが優勝戦線へ躍り出たときに自身も8月のJ1リーグ月間MVPに選出。リーグ屈指のサイドアタッカーとしての立場は今季も揺るがなかったですね。

◇ノミネート選手 ~フォワード~

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・1位:仲川 輝人(横浜F・マリノス)90票
・2位:マルコス ジュニオール(横浜F・マリノス)68票
・3位:ディエゴ オリヴェイラ(FC東京)53票
・4位:古橋 亨梧(ヴィッセル神戸)44票
・5位:ドウグラス(清水エスパルス)31票

 フォワード部門は仲川輝人がダントツの1位でした。10月のJ1リーグ月間MVPと、最優秀選手賞を受賞。納得のトップでしょう。J1リーグ得点王となる15点を記録しながら、アシストも9を数え、1人だけで24ゴールに関与。すぐトップスピードになる瞬発力を武器にウイングストライカーとして活躍していましたね。

 続く2位もマリノスからマルコス・ジュニオールが選出。 "マルコスシステム" と謳われるなど、マリノス攻撃の中心に君臨。相手の予想を上回る創造性で攻撃を牽引。また、全力疾走で猛追する迫力ある守備でも活躍。ドラゴンボールパフォーマンスは話題になりましたね。

 3位はFC東京のディエゴ・オリヴェイラ。相手が何人いようとおかまいなし。どんな状況であろうと永井と2人でカウンターを完結させてしまうほど強力な攻撃を仕掛けます。その活躍が認められ、4月のJ1リーグ月間MVPに輝きました。彼に戦慄した人は多いのではないでしょうか。

ユニークなベストイレブンたち

 ここで閑話休題。わたしたちのベストイレブン発表前に、いくつか見かけたユニークなベストイレブンたちをご紹介します。

■トラウマベストイレブン

 今季トラウマを覚えた11人を選出。多くの方がトラウマベストイレブンを投稿していました。「うっ...頭が...」そんな試合を思い出すための選手が散りばめられてますね...

■J2ベストイレブン

 J2のベストイレブン。J1の投稿が多い中、今季J2において印象的な活躍をした人たちを選んでいただきました。これもサポーター主導のベストイレブンならではですよね。

■今季引退選手ベストイレブン

 今季で引退することを表明した選手で組んだベストイレブン。各ポジションに豪華タレントがおり、「案外やれるのでは?」と思わされるメンバーですね。

■アジア圏選手ベストイレブン

 アジア圏の選手のみで組んだベストイレブン。各ポジションをしっかり埋められるほど、多くのプレイヤーがJリーグに在籍していることは驚きでした。

■ベストチアゴイレブン

 チアゴ・マルチンスを11人並べた悪魔の布陣。チアゴを抜いたらまたチアゴ。無限に襲いかかる快速ディフェンダーに恐怖を覚えます...攻撃も案外何とかなりそうなのがまた恐ろしいですね(笑)

■ベストスタグルイレブン

 まさかの今季美味しかったスタグル11選。多くのキッチンカーが集まる各チームの試合。今季食べたものの中で、一番おいしかったのはどれですか?

わたしたちのベストイレブン

 さあ、いよいよわたしたちが選んだベストイレブンの発表です。結果はいかに…

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・1位:チアゴ マルチンス(横浜F・マリノス)93票
・2位:仲川 輝人(横浜F・マリノス)90票
・3位:マルコス ジュニオール(横浜F・マリノス)68票
・4位:ディエゴ オリヴェイラ(FC東京)53票
・5位:シマオ マテ(ベガルタ仙台)51票
・6位:喜田 拓也(横浜F・マリノス)47票
・7位:マテイ ヨニッチ(セレッソ大阪)46票
・8位:古橋 亨梧(ヴィッセル神戸)44票
・9位:橋本 拳人(FC東京)43票
・9位:永戸 勝也(ベガルタ仙台)43票
・13位:林 彰洋(FC東京)38票

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 こちらが得票数順のベストイレブンになります。フィールドプレイヤーは得点数上位10名。ゴールキーパーは得票数が最も多く、リーグ戦上位の林を選出しました。

 選ばれた10人を各ポジションに当てはめることにより、ほとんど無理なく布陣を決めることができたのは驚きでした。強引さがあるのはチアゴの右サイドバックくらいですかね。

 優勝したマリノスから4人、2位のFC東京から3人と、半数以上が上位2チームから選出。次点は仙台の2選手。順位に関係なく、印象的な活躍をした選手が選ばれていたようです。

 古橋とヨニッチも選ばれ、個人的には納得度の高い選出だったのかなと感じています。皆さんはどうでしょうか?

わたしたちのMVP

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 さて、わたしたちの選んだMVPは、横浜F・マリノスのチアゴ・マルチンスでした。本家JリーグアウォーズでMVPに輝いた仲川とはわずか3票差。今季における守備の顔だったのでしょう。

 スピード違反級の足の速さで広範囲をカバー。多くのフォワードからボールを奪ったことから、多数のチーム、サポーターに対してトラウマを植え付けたことが勝因になったと思います。

 攻撃的な選手でなく、守備的な選手が目立ったことは驚きでした。今季の得点王が15点。昨季の得点王が挙げた24点に比べると大きく減少しているため、優秀な守備者が多いシーズンだったのかもしれません。

 サポーターの選ぶ最優秀選手賞の受賞、おめでとうございました!

おわりに

 裏Jリーグアウォーズいかがでしたか?今季活躍した選手たちをサポーター主導で決めたこの企画。本家と比べると面白いかもしれませんね。

 改めまして、サポーターで決めるベストイレブン #MYBEST11 にご参加いただき、誠にありがとうございました。自分が思った以上に広がり、Jリーグサポーターの暖かさを感じることができました。すごく楽しかったです。

 今季ももうすぐ閉幕を迎えます。今年一年の思い出を整理し、翌年も各々の描くJリーグライフを送れたらなと思います。

 それでは皆さん、今年もお疲れ様でした!よいお年を!!

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