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山奥のロマン溢れるログ喫茶「銀河鉄道」

山口県周南市大道理。

周南市の山間に位置し周囲は山に囲まれた自然豊かな大道理には「芝桜の里」があり、毎年4月から5月にかけて咲く美しい芝桜を見ることができます。
棚田に植えられた10万本以上の色とりどりの芝桜はまさに圧巻です。

今回は周南市大道理、国道315号線沿いにあるログ喫茶「銀河鉄道」にお伺いしました。

ログ喫茶「銀河鉄道」

JR徳山駅から車で約25分、トンネルを抜けた先に見えてきたオシャレなログ喫茶「銀河鉄道」

取材当日はあいにくの雨でした。さっそく店内に入ろうとした時、足元にふと目をやると…

入口のタイルと「銀河鉄道」のロゴ

タイルに彫られた「銀河鉄道」の文字が!
オシャレな外観といい、このタイルといいデザインに遊び心があってワクワクしますね!

店内の様子

店内にはマスターの趣味であるドラムやギターも飾ってあり、ロマンがたくさんつまっています。

一番驚いたのは店内に薪ストーブがあること。
静かな空間で温まりながら、薪がパチパチと燃える音を聞くと時間がゆっくり過ぎていくような気持ちになります。

薪ストーブ

お話を伺うのはログ喫茶「銀河鉄道」のマスター、木村輝昭(きむらてるあき)さん。1991年3月にオープンして、今年でなんと30年目。お店を始める前は広島県でJR(元日本国有鉄道(国鉄))に勤務していた木村さん。当時通っていた喫茶店のオーナーさんと話しているうちに「自分でも喫茶店をやってみよう!」という思いで、早期退職しオープンを決意したんだとか。

さっそくマスターの木村さんにコーヒーを淹れてもらいました。市内のとあるお店で購入しているコーヒー豆を使っているとのこと。

コーヒーを入れる木村さん

「どこで買いよるか言わん方が秘密があっていいのかな(笑)。僕が飲んで美味しいって思った豆を使っています。あとね、やっぱり自然の緑を見ながら見るコーヒーが一番美味しいですよ。」

ホットコーヒー450円

銀河鉄道のコーヒーは酸味が少なくすっきりとした味わいのコーヒー。窓の外の大自然を眺めながらログハウスでくつろぎつつ、コーヒーをいただくことができます。
コーヒー以外にも11時から14時まではモーニングセット(600円)や、バナナジュースやソーダフロートなとのドリンクメニューがあります。

メニュー表(お食事はモーニング風セットのみ)

マスターにインタビューをしていると…
「へい、マスター!」
と、常連のお客様が来店されました。マスターが趣味でされているコーラスのメンバーの方だそうです。
「ちょっとマスターに見てもらおうと思って…なんか取材?私も取材受けようかしら!(笑)あ、私買い物行ってくるよ、マスターなんか買って来ようか?」
「塗料のスプレーと、買ってきてほしい部品があって…」と木村さん。
「私はね、なんかあったらなんでもマスターに相談しによくここに来るんよ。」
このようなほっこりするやり取りを聞きながらゆっくりコーヒーを頂きました。

常連さんにとってはこの居心地が良いログ喫茶「銀河鉄道」が憩いの場になっているんだなぁと実感しました。

取材時は雨が降っていましたが、テラス席も用意されており、晴れた日には外でコーヒーを楽しむことが出来ます。
ふと外に目をやると…

猫ちゃんとテラス席

猫ちゃんがゆっくりと窓の外を横切って行きました。少し前からちょくちょく姿を見せるようになったんだとか。

窓からは大自然。街中の人混みから少し離れた、静かな空間でゆっくり飲むコーヒーはほんとに心を落ち着かせてくれました。

この看板が目印です。

店舗情報
ログ喫茶 銀河鉄道
〒745-0242
山口県周南市大道理1816-10
営業時間:10時〜17時
定休日:月曜日、火曜日
駐車場:あり
電話番号:0834-88-2516

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