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続 生産性向上の成功事例

(ファクト) 日本の生産性向上のため過去本件に成功した国がある。 ドイツだ。 ドイツの首相ゲアハルト・シュレーダーによる アジェンダ2010の改革である。 この改革は、 1.雇用市場 2.賃金協定 3.失業保険 4.年金制度 の4つの視点で改革が行われる。 デジタル化に成功し、その流れではみでた失業者には 国がリカレント教育・リスキリングを行い改めて雇用に戻す。 失業しても、再就職が可能になり、雇用の流動性が高まることによって 新しい産業が育つという好循環が生まれた。 以上が

    • 日本の論点 2022~23

      日本の生産性向上について (ファクト) 日本人の給料はこの30年上がっていない。 また、この現実はOECD比較でみると異様な存在だ。 OECD平均558万円に対し日本は437万円と約120万円の差が生じている。 理由は日本の生産性の低さが原因である。 一人当たりの生産性の指標でみるとOECD37各国中26位。 主要7か国については、最下位だ。 しかし、製造業に限っては生産性は低くない。 では、どの部分で足を引っ張っているのか。 答えは、ホワイトカラーの間接業務になる。 総務

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