組織変革のファシリテーション 第4回

【第4回】ファシリテーションのスキル (3) 共感を得て動機づけを促す
①Leader's Integration:上司、部下の関係性を一気に縮めるワークショップ。3~4時間(+飲み会)をかけて行う。ファシリテーターは、批判的な意見ばかりの場合は良い意見を出すことを促してバランスを取ったりすることも考える。良い意見も悪い意見も自分の行動の鏡。定期的に実施すれば定期的に鏡を見る機会に。リーダーにとっては指摘を踏まえて自分の行動を見直すきっかけにできるかどうかが重要。リーダーが自分の考え、ビジョンを伝える非常に良い機会。
<プログラム>
1. リーダーが自己紹介を兼ねて今年の目標と抱負を述べる 15分
【リーダー退場】
2. リーダーについて知っていることを挙げてもらう 20分
3. リーダーについて知りたいことを挙げてもらう 45分
4. リーダーに知っておいてほしいことも挙げてもらう 10分
5. 今年の目標を達成するために皆にできることを挙げてもらう 30分
【全員退室、リーダー入室】
6. ファシリテーターが議論の内容をリーダーに説明 20分
【全員入室】
7. リーダーが壁に貼られている質問やコメントに応える 45分
<Leader's Integrationを定期的にやる効果>
1. ビジョンを伝える
2. リーダーの日ごろの行動に変化が生まれる
3. チームの目標達成に向けて意思統一できる
4. 目標達成にむけたアクション構築のきっかけになる
5. オープンな姿勢が評価される
6. リーダーと部下とのコミュニケーションが変化する
7. 誤解を解く
Leader's Integration実施上のポイント>
•信頼感の高いファシリテーターを選ぶ
•飲み会をやって、言い足りないところを補足する(日本では特に)
•フォローアップのセッションを開いて、コミットメントを具体化する

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