地政学入門#9 トルコとシリア

<講義からの学び>
①トルコ:
軍人ケマル・アタチュルクがトルコ共和国を樹立、公用語をアラビア語から英語にするなど、西欧化を目指した。トルコはソ連に対する防波堤としてNATOに加盟、米と結ぶ。EU加盟は拒絶されている。
②シリア:
オスマン帝国(指導者:トルコ人、民:アラブ人)から英仏がアラブ人の独立を支援して誕生した国の一つ。英仏が結んだオスマン帝国分割案(サイクス・ピコ協定)に基づいて国境線は決められた。少数のアラウィ派の独裁。アサド政権はロシアと蜜月関係。
③アラブの春:
携帯とSNSの普及によって政府の情報統制が困難に。チュニジアの反政府運動(若者が焼身自殺)が各国(ただし、親ロシア政権)に拡散。エジプトのムバラク政権、リビアカダフィ政権が崩壊。ジョージ・ソロスの財団、米オバマ政権はアラブの春を後方支援(ヒラリーのメール指示なども確認されている)。シリア内戦は泥沼化(反政府組織は米政権が支援、政府組織はロシアが支援)。米オバマ政権はISの台頭を黙認(シリア崩壊を期待?)。
④クルド人民兵:
クルド人は人口3千万を要する。スンナ派だが女性の地位が高いなど独自の文化。ISはクルドを異端として攻撃。クルド民兵がこれに反撃。米オバマ政権はクルドを支援してISに対抗。見返りにシリア国内でのクルド国家の建設を要求。
⇒クルド人の多くはトルコにも居住し、クルド人過激派のテロに悩んできたため、エルドアン政権はクルド民兵を支援するオバマを非難。ロシアと結びシリアに侵攻。トランプはクルド支援を停止し、トルコをNATOに引き留めた。

<私の気づき>
・トランプは選挙に有利になるかどうかという一点に注目して無茶苦茶なことばかりしているというイメージがあったが、中東問題に関してはサウジ、トルコとの関係を修復するなど一定の成果を挙げていることが分かった(単に民主党政権のやったことを否定していっただけかもしれないが…)。

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令和の時代は意識高い系である事を意識して生きたいです。現在はIT×英語×経済×教養を中心に学び中。アドラー心理学の目的論の考え方が好きです。

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