【第12回】組織評価

<講義からの学び>
①組織評価における重要ポイント:評価の「目的」を明確にすること
➁組織評価の目的:大きく4つ
1.現状を明らかにする  ⇒現在地点の理解・把握
2.変化を捉える(定期的な評価、トレンド) ⇒進捗、進歩を計測する
3.組織の理想を構築する ⇒目的地までの距離を測る
4.共通の認識を持つ   ⇒ベクトルを合わせる
③組織評価の傾向:現状⇔理想、人事・労務⇔経営・企画、実態⇔仮説検証、課題⇔課題要素、定量的⇔定性的、客観⇔主観
⇒数値化しにくいものも含めて評価しようというトレンドが来ている。組織も人が集まってできるという意味では生き物の様なもの。人は主観に左右されて行動を決める生き物である以上、組織においても主観評価は無視できない。変化を捉えるためには頻回の評価を行うことも大事。
④組織評価の項目:業務遂行、組織構造、業務成果、環境対応、労務人事、モチベーション・エンゲージメント、公共性・社会性
⇒昔ながらの評価に加え、Social化、Degital化、Global化がどの程度浸透、導入できているかを評価することもメンバーのモチベーション、エンゲージメントを高める上では重要になってきている。
⑤評価を検討する際の重要ポイント:誰が評価を行うのか?どこの目線に立っているのか?主観をどう使うか?
⑦組織評価のプロセス:目的、ゴール設定、手段選択、準備、実施、活用、振り返り

<私の気づき>
・VSSマネジメントでVisionを定め、ストーリーを作り、シナリオをたくさん準備してそれに従って進めたとき、その時々でどの地点にいるのか、どこまで来たのか、目的地までの距離はどのくらいあるのか、を理解するために「組織評価」が必要である。組織評価はGPSで現在地点を観測するようなもの。緯度、経度以外にも、標高、気温、風速など、色々な情報が得られるように、組織評価も色々な情報を取るようになってきている。目的設定が最重要。目的に照らして、何を測定して、何を測定しないかを取捨選択する必要がある。

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