【第13回】組織とリーダーの関係

<講義からの学び>
①リーダーとして:リーダーは形容詞の使い方に注意する。一言「辛い」と言っても人によって感じ方、捉え方が違う。同じ解釈ができる表現を使うように心がける。
➁組織としての成果にリーダーが与える影響:10割!ポストが赤い事も自分の責任(ポストを黒に変えるよう提言、働きかけられる中でしていないのだから自分の責任)と感じるくらいの意識が持てるか。
③リーダーが変われば組織は変わる。何故か?:人間の脳はミラーニューロンが働く。リーダーはメンバーから常に見られ、リーダーの真似をする。発言するとき以外、何気ない一言、行動を含めて見られている。長期スパンで見ても言行一致しているか、誠実さがあるかというのをメンバーは見ている。
④ピグマリオン効果:とにかく相手が偉大だと信じること。駄目だと思った瞬間から負のオーラが発せられる。如何に結果が出なくても、相手から嫌がらせを受けたとしても、相手を信じ続けられるかどうかでチームとしての結果、成果が変わる。信じられなくなった相手に対する態度は周りのメンバーも見ている。
⑤システム思考:問題はすべてつながっている。解決策もすべてつながっている。人を変えるよりも自分を変える方が簡単。それならリーダーが変わろう。
⑥リーダーの定義:唯一の正解はないが…責任感がある人。自分の組織のあらゆる人をインスパイアする人。良し悪しではなく好き嫌いで自分らしいリーダーシップを発揮しよう。リーダーは一つの組織に複数いてもよい。

<問い>
Q1: リーダーが変われば組織は変わる。何故でしょう?
A1: リーダーは影響力の輪が大きい。リーダーはチームメンバー全員に影響力を発揮することができる。

<私の気づき>
・ピグマリオン効果の話が一番印象に残りました。どんなに見込みがない、人としてどうかと思う行動をする相手であっても、それでも相手を信じる。チームビルディングをする上ではその意識、強い気持ちが必要という話にドキッとしました。たとえ1mmでも成長を認め、成長を信じるのと、あきらめてしまうのでは、長期スパンで見ると大きな違い、そして、相手への態度は他のメンバーも見ている、チーム全体への影響が大きくなるという話は目から鱗でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?