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連載⑤ 対応力 20代 通院時代 その2

後で人身事故の相手の老婦人がなくなったと人づてに聞き、警察に逮捕されると思い込み約半年の引きこもり状態に。

開き直って状況を受け入れられればよかったのですが、当時はそんな余裕は全く無く罪悪感のみが支配していました。ただ、今思えばそのあとの病状を考えればほんの序の口だったなと。

あまりの長期のウツ状態に両親が見かねて、知り合いから日赤の心療内科を勧められ通院を開始。

1992年秋、ほどなく症状が改善し、当時はやりだったファミコン屋のバイトとマクドナルドの夜勤の清掃バイトを掛け持ちで始めました。わりとスムーズに仕事に復帰。

この頃はまだ躁転前だったこともあり夜勤も難なくこなせましたが、だんだん夜勤がきつくなり退職。

2年ほどして、本格的な仕事をと思い立ち1994年夏損保代理店の研修を受ける。広告の収入額に踊らされて入社したものの厳しいノルマを達成できずに半年の命。

つづく

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