連載⑥ 対応力 20代通院時代 その3
1995年2月、学生時代の吹奏楽の経験を活かせないかと、広島の録音録画会社に就職。おりしも阪神淡路大震災の直後でしたが、上半期は東京や北海道の出張もこなし順調でしたが、内勤の仕事で行き詰まり年末に退社。
この時、仕事はただ単に好きなだけではダメだと痛感させられました。
1996年夏、市内の鉄工所に就職。パソコンを使っての現場への生産指示の仕事でした。1992年当時から抗うつ剤の服用を継続していましたが、勤務先の社長夫人から「薬に頼ってるようじゃダメ!」と指摘され、症状も