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コロナショック 株は今買うな!買い時は〇月以降 【トレンドライン】と【レンジブレイク】

コロナショックで日本全国、株が全面安となり、バーゲンセールが行われています。
しかし、いつが底値なのか、どのタイミングで買ったらいいのか、悩まれてる方も多いですよね。結論から言うと、

株は【今買うべきではない。】

です。

今回はいつが買い時なのか、イオン【東証1部:8267】の過去のチャートを使って【トレンドライン】【レンジブレイク】に基づいて説明します。

さっそくイオンの1年間のチャートです。

トレンドライン

イオンの株価は、コロナショック時に一気に暴落し、さらに上昇した後急降下しました。

コロナショックで急降下する前は、株価が一定の範囲【レンジ】を上下し、横に進んでいるのがわかると思います。

ある範囲で動く株価の上限、下限をつないだ線を【トレンドライン】といいます。
トレンド=傾向、という意味ですから、トレンドラインは株価が向かっている向きを表しているのです。

実は、イオンのチャートを眺めていると、買い時・売り時がはっきりとわかります。

トレンドライン、レンジブレイク

株価がレンジを脱し、ある方向に伸びることを【ブレイク】といいます。
買い時は「上にレンジブレイク」しているところ、
売り時は「下にレンジブレイク」しているところです。

左下の長いレンジをブレイクした後上昇し、その後小刻みに上下しますが上昇していくのがわかります。

その後右上のレンジに入り、下へレンジブレイクしコロナ相場となります。

コロナ相場に入った後、すぐに株価が回復していますが、これはチャートを7年スパンでみると理由がわかります。

トレンドライン2

緑のトレンドラインについた後、株価は急反発して上昇しています。
事業体としてみると、イオンはスーパーなどで小売業をおこなっているため、コロナ相場でもサービスの需要が見込まれます。

そのため株価が急上昇し、コロナ相場前の水準に戻ったと思われます。

しかし、イオンの例のようにすぐに株価が回復することはなかなか予想できません。また回復してもすぐに急降下しているように、ボラティリティ(=変動度)が高い相場が続きます。

このような相場では、トレンドが形成されず買い時、売り時を判断することが難しいです。

ですから、株の買い場を見定めるのはまだまだ先。トレンドが形成されるのは

【3か月】

程度かかると考え、それまでは業界ごとの分析・企業研究などを行うといいでしょう。

今日はここまで。

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