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【ラグビー】下がり眉でも頼れるエキサイティングプレーヤー「マット・マッガーン選手」を応援するワケ

さて、今回はワタクシが一番応援する「マット・マッガーン選手」について書きたいと思います。


マット・マッガーン選手とは

リコーブラックラムズ東京のポイントゲッター!

マット・マッガーン選手は、リコーブラックラムズ東京に所属しており、主にスタンドオフ(SO)やフルバック(FB)として活躍しています。チームではプレースキッカーも務め、昨シーズンは全16試合に出場。143得点(5トライ[T]、35ゴール[G]、16ペナルティゴール[PG])を記録し、リーグワンの得点ランキング3位にも入ったブラックラムズのポイントゲッターです。

そんなマッガーン選手は元々はオーストラリア生まれだそうですが出身はニュージーランドとのこと。どちらもラグビー大国ですね!世界最高峰リーグとも呼ばれる「スーパーラグビー」でのプレイ経験もあります。どうやらお父様がラグビーリーグ(13人制ラグビー)の元ニュージーランドのレジェンドらしいので、小さいころからラグビーの英才教育を受けてきたのでしょう。

なぜマッガーン選手を応援するのか?

ハラハラ・ドキドキさせてくれるから!

簡単にマッガーン選手のプロフィールについて触れさせていただきましたが、ここからはなぜワタクシがマッガーン選手を応援するのか、その理由について書かせていただこうと思います。

それはマッガーン選手がブラックラムズの勝利のカギを握る選手だからにほかなりません。

前回の記事でも書かせていただきましたが、ブラックラムズは昨シーズン、10点差以内のゲームが16試合中7試合。要は接戦が多いチームなのです。そこで勝ち切れるかどうかは、まさにマッガーン選手のキックにかかっています。

接戦では、タッチキックやロングキックなどでいかに優位なフィールドポジションで試合を進めるか、また、当然のことながらペナルティでのショット(3点)やトライ後のコンバージョン(2点)が勝敗を大きく左右します。

1点差や2点差のしびれる場面でのゴールキックやペナルティキック…

重責を担うマッガーン選手のルーティン中にはハラハラ・ドキドキ。思わず「はいれー!!!」と念じざるをえないのであります!(ルーティン中はお静かに!キックを蹴ったら一緒に「はいれー!!!」と願いを込めて叫びましょ〜!!)

ラグビーのすばらしさを思い出させてくれるから!

これも前回の記事で書かせていただいたことになりますが、ワタクシが高校生のとき、大事な試合でペナルティキックが外れ惜しくも2点差で負けてしまったことがありました。そのときのキッカーは同級生のチームメートでしたが、試合後のロッカールームで彼が責任を感じて号泣していたことを今でも覚えています。マッガーン選手がキックを蹴るときはきまって彼のことを思い出し応援せずにはいられないのです。

ラグビーはチームスポーツ。たとえキックが外れて敗れたとしてもそれはキッカーだけの責任ではありません。15人全員の責任です。もっとスクラムを押していたら、もう一歩前に押し込んでタックルできていたら、無理して突破しようとせずにボールをパスしていたらなどなど、試合の趨勢を変えられる可能性は15人に等しくあるのです。

最近ではラグビーの言葉としては「One Team」が有名かもしれませんが、かつては「One for all, all for one」が有名でした(もともとは小説「三銃士」の誓いの言葉)。忘れかけていたラグビーの崇高な精神を思い出させてくれたのがブラックラムズであり、マッガーン選手の存在だったのです。

▼前回の記事

マッガーン選手のここに注目!

チームを鼓舞するリーダーシップと美しいキッキングフォーム

マッガーン選手のポジションはSOもしくはFB。どちらも司令塔的な役割を持つポジションで、ゲームの一歩先を読む冷静な目と判断力が求められます。一方で味方に対して指示を出す場面も多く、トライを取られた後などはマッガーン選手が手を叩きながら味方を熱く鼓舞する姿をよく目にします。ゲームキャプテンを務めることもありますので、その闘志溢れるリーダーシップには注目です!

また、マッガーン選手はリーグワンのなかでも特に美しいキッキングフォームの持ち主でもあります。昨年4月26日に行われたトヨタヴェルブリッツ戦。雷の影響で65分遅れでスタートした試合では、開始直後にマッガーン選手が果敢にドロップゴールを狙いました。惜しくも外れてしまいましたが、雨上がりで光る芝生の上で、流れるような攻撃から放たれたマッガーン選手のドロップキックがキラキラと輝きながらスローモーションに見えたことを今でも覚えています。ちなみにマッガーン選手は左利き。五郎丸さんの忍者ポーズのような特徴的なものではありませんが、ぜひ、キッキングフォームとともにルーティンにも注目してみてください!

▼マッガーン選手のキッキングフォームがよくわかる映像

今節について

マッガーンVSガッドランドの同郷先輩後輩SO&キッカー対決!!

さて、明後日2月25日(日)はついにコベルコ神戸スティーラーズ戦。SOブリン・ガットランド選手が加入し昨シーズンとは一味違うスティーラーズ。しかしブラックラムズも試合を重ねることで徐々にチーム力があがってきています。

ガッドランド選手はニュージーランド出身で、マッガーン選手もかつてプレーをしていたノースハーバーというチームに所属していたこともあるみたいです。ガッドランド選手はマッガーン選手にとってノースハーバーとリーグワンの後輩にあたるのです。

まさに同郷先輩後輩SO&キッカー対決!

キックの差がモロに勝敗に直結する試合になることでしょう!!今後の順位への影響も考えるとここは絶対に負けられない試合なのです!!!

最後に一言でマッガーン選手を表すと…

ハラハラドキドキ当たり前!下がり眉でも頼れるエキサイティングプレーヤー

緊迫の局面ではハの字になるマッガーン選手の眉毛。それでも昨シーズン全試合出場の安定感と全チーム中3位の得点力、闘志溢れるリーダーシップとプレーは素晴らしいの一言に尽きます。

マッガーン選手への負担が大きいことは重々承知してはおるのですが、あとほんの少しだけキック成功率とタッチキック・ロングキックの飛距離を求めてしまうのは酷というものでしょうか?

今シーズンはマッガーン選手の愛くるしい困り顔からキュートな笑顔に変わる瞬間がさらに多く見られることを期待しています!!!

マッガーン選手愛が強くだいぶ長くなってしまいましたが、今回のマッガーン選手のキック・ルーティンのイラストも妻が描いてくれました!

夫婦ともどもいつもマッガーン選手、そしてブラックラムズを応援しています!!

いつかマッガーン選手に生まれたばかりの娘を抱っこしてほしいなぁ…

ガンバレ!マッガーン選手!!
ガンバレ!ブラックラムズ!!!

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