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学ぶこと、真似すること

お久しぶりです、レッサです。
ゴールデンウィーク最終日ですが、私は家でゆっくり過ごしながらこの記事を書いてます。

今回は隠れ家音楽隊の話も多少ありますが、私が普段から大事にしていることを書き留めておきます。

あなたの「得意なこと」は何ですか?

これ、面接でよく聞かれるネタですよね。

いざ考えてみると、自分で自分を客観視するのは難しくて、苦手なことばかり浮かぶこともあると思います。
でも、苦手のことと得意なことは表裏一体の関係でもあり、どのようにして上手く言い換えられるか、ということでもあります。 

私の場合、子どもの時から身体を動かすのが苦手でした。
運動音痴で、ドッジボールやサッカー…そういった競技では仲間外れにされたことも多かったです。

蹴ったボールの行き先は、いつも気まぐれだった

こんな状況もあり、運動部に入ったことは一度もなく、入った部活も文化部だらけ。とにかく勉強と、息抜きの携帯ゲームがメインの学生生活でした。
ひたすら勉強して、ひたすら学んで、たまにポケモンやモンハン…そんな日々が続きました。 

ただ、今になって振り返ってみれば、必ずしも悪いことばかりとは思えないです。
それで得られた、大事な力もいくつかあります。

  • 物事を注意深く観察する力

  • 目標に向かって挑戦する力

  • 自分の言葉で相手に教える力

私はもう社会人8年目ですが、これらはいずれも社会人として生きる身として、誰しもが必要な力だと思います。

英国の格言「ペンは剣よりも強し」

何のためにやるのか分からない目の前のことも、まずはやってみる。
その後に具体的な目標を立てて、それに向かって努力する。
一通りやってみた後に、自分が得られた知識や経験が「血となり肉となる」。
その時に「自分の言葉で相手に伝えること」が一つの価値となり、自分に自信をもつことにもつながる。

これらを踏まえて、今の私ならこう答えます。
私の得意なことは「型を覚えること」です、と。

(R5.5.8追記)
※当初、カッコ内は「物真似をすること」と書きましたが、より自然な表現にしてみました。

料理を噛み締めて食べること

話を変えましょう。

動物における三大欲求のひとつであり、生活における衣食住のひとつでもあるもの。
「食事」は、誰しもが雑談する上での鉄板ネタだと思っています。
私はグルメなので、美味しいお店の話とかはそこそこ引き出しに持っていますよ。

これは飯テロ画像にはならないはず…

そんな食べ物に関するフレーズに、先ほども書いた「血となり肉となる」というものがあります。
文面通りの意味なら、食べ物が栄養になって身体の一部になることです。

着ぐるみに獣化する時は体力を消耗しますが、それ以前に健康増進のためにも身体作りは大事ですよね。
相変わらず運動は苦手ですが、歳を重ねてきて身体の衰えに危機感も抱き始めたことに加えて、ここ最近はとあるフォロワーさんの良き刺激もあり、筋トレに励んでいます。

ことわざでの意味では、学んだ知識や経験が活かされること。
筋トレの話でたとえるなら、正しいフォームを身体に叩き込むことから始まりますよね。
行き着く先には、鍛え上げた筋肉がついてくる。

一説には、「学ぶ」という語源は「真似ぶ」ことであるとも言われています。
目の前の動きを注意深く見て、自分も同じようにやってみるというのは、幼い頃から得意だったようです…自覚はありませんが。

今思えば、問題に対する答えが明確な勉強に、さほどの抵抗がなかったのは、きっと真似をするのが得意だったからでしょう。
出された料理をひとつひとつ噛み締めて食べていくように、そのフォロワーさんが教えてくれた筋トレメニューはコツコツと取り組んでます。

「次会う時は、今より良いガタイになってやる」
という、自分の言葉を胸に刻みながら。

千里の道も一歩から

最後に、ちょっとした雑学を。

ことわざの起源は、すべてが日本に限ったものではありません。
標題のことわざも、もともとは中国の老子が語った言葉を抜粋しているところから来ています。

合抱之木、生於毫末、
九層之臺、起於累土、
千里之行、始於足下。
爲者敗之、執者失之。

老子「道德經」第64章

日本語に訳すと…

一抱えもある大木も毛先ほどの芽から生まれ、
大きな建物も土台を盛る事から始め、
千里の道も一歩から始まる。
そうした基本を忘れて何かをしようとすれば台無しになり、何かに執着すればかえって失う事になる。

こんな感じで昔の偉人が語ったように、どれだけ高い目標であろうと、成し遂げるためには初心を忘れずに一歩ずつ歩いて行くしかないです。

隠れ家音楽隊の時も、メンバーの皆さんと目標に向かって、一緒に一歩ずつ駒を進めていきました。
そこに近道などありませんが、企画を通じて得られたさまざまなヒントを手がかりに、舵を取っていました。

企画は一通り終わりましたが、私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。
その目標に向かって、これからも日々歩いて行きます。

P.S.
私が隠れ家音楽隊で動画製作の参考にした本を、こちらで一冊紹介します。

プロダクション体育館刊行
体育館本2022


こちらの本ですが、あお丸Pさんが執筆した、動画製作に係る特集があります。
偶然にも、隠れ家音楽隊で予定していたロケの数ヶ月前に刊行されたこともあり、私も動画監督を務めた身として、この本を購入して特集を読ませて頂きました。

撮影にあたっての心構えが丁寧に執筆されており、得られた知識を活かしてロケに臨めました。
もちろん、可愛いアイドルのコーナーも盛りだくさん。とても読み応えのある本でした。
この場を借りて感謝いたします。

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