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2021.05.Recording

G.W.にハローエンドロールで新体制初のレコーディングをしてきた。
前の日の夜にREC前夜恒例のたまの料理をして、お弁当を詰めて、のどケア用品など色々荷物を用意して、いつもより早く寝た。
翌日の朝は、なんだか寝たのか寝てないのかわからないような状態で目が覚めて、あ〜緊張してるなぁと思いつつ、電車に乗って豪徳寺のMannish Recording Studioへ。

電車の中でNozomi Nobodyちゃんのnoteを読んだ。私もサーオリでCIRCUS FESに呼んでもらって出たことがあるので、下北沢のサーカスは何度かお邪魔している。
のんちゃんがどれだけ大事に思っていたかも、のんちゃんと出逢う前、新宿Motionでフェスのポスターを見ていた時から、彼女がたった2人でたくさんのアーティストを呼び、何年も続けてフェスを開催していた事実からも、知っているつもりでいる。
一週間お店に立っていたのんちゃんを想像して、世の中がこうなってからずっとずーっと闘っているのんちゃんを見てきて、文章を読んで、胸が苦しくなった。
静かに私も今日は頑張ろう、と思って、豪徳寺には集合時間のギリギリに到着した。

集まってから、今回は長丁場なので、何食分かの食料とお菓子を買い込んだ。
私はしょっぱい系のおやつをカゴにバンバン入れて、『レコーディングに必要なのは甘さじゃなくて実はしょっぱいものなのよ・・・』とドヤ顔をしながら、バカの一つ覚えみたいに石川さんへの缶コーヒーと、眠気覚ましの100%の野菜ジュースを買った。
眠気はコーヒーでもエナジードリンクでもなく、果糖が取り払ってくれることもマニッシュで学んだ。

2018年の9月から12月にかけて『Horizon Blue』を録って以来、約3年ぶりにお会いした石川さんに、『よくご無事で・・・!』と言ってしまって、石川さんからしたら私こそ、という感じなのだけど。
軽くここ1年の話をして、一番テンションが上がってしまった。ハローエンドロールとしてRECにまた来れたことが本当に嬉しい。
時間が決まっているのであまり感傷に浸る暇もなく、はなちゃんくみちゃんを紹介し、いよいよ録音開始。

くみちゃんはさすが、というか、『私はこうだから』って言っていたことをそのままやり終えて、カッコよかった。
はなちゃんは『緊張する〜〜』って言ってたのに、柔軟で、のびのびお菓子を食べてた。心強い人たちだなぁ、って思った。
二人の録音を聴きながら、実際ここ1年で生活がグンと変わってかなり体力が落ちていたので、私はこの後に待ち構える自分のターンのためにメンテナンスに集中。
そこが今回一番気にしていたところだった。

しょっぱめに味付けしたお弁当を随時食べて、喉を加湿し、レコーディングは続いた。

余談。私の持ってる喉ケア吸引器をくみちゃんが同じの持ってて、なんで!?って思ったし、サクサク用意してくれてありがたかったな。
一回セットしたら一回分の吸引なのだけど、まだ残ってるからもう一回できるよ、って教えられたのも笑った。

私のパートは二人の後なので、自分の時には二人がその場でやっているのを想像しながら、隣にいるかのような気持ちで録っていく。
実際はブースの外でお菓子を食べ、私を鼓舞してくれているのだけど。
途中でカルピスを飲もうとしたら、二人が『お疲れ様』の落書きしてくれていて、『わーありがとう』ってその場でさらっと受け取ってしまったけど、帰り道になんだかとてもキュンとしてきて、洗って取っておこうと思った。
いつか【ハローエンドロール展】やる時に展示する!

久しぶりにとても良い環境のレコーディングスタジオで歌を録音して、私は歌うことが世界で一番好きだなって改めて思う。
ゲームも、漫画も、ギターの音も、ラジオも、猫も、すごく好きだし取り上げられたら困るけど、いつまでもやりたかったし物凄く楽しかった。
思う存分歌わせてくれたRECチームに感謝。
完成はもうすぐ。楽しみにしててね。


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