『先生の白い嘘』記事引用について

『先生の白い嘘』のインティマシー・コーディネーター報道に関連して、以下のような内容をXに投稿させていただきました。

メディア関係者のみなさまへ。『先生の白い嘘』でのインティマシー・コーディネーター報道について、「一部報道」とし、監督の発言を引用されていますが、総合ニュースサイト「ENCOUNT」でのインタビューである旨、明記くださるようお願いいたします。インタビュー記事の筆者　拝

— 平辻哲也 (@hiratsuji) July 11, 2024

その趣旨を、多少の思い出話とともにつづらせていただきます。

私は23年間、新聞社に籍を置いて、15年に退職。現在はフリーランスの立場で記事を寄稿しています。

原稿の書き方は先輩デスクから教えていただきました。デスクは新人用に作ってくれたレジメを作ってくれたので、迷った時はよく眺めていました。

・重要なことは最初に書く。
・「いつ、どこで、誰が何をした」という５W１Hを分かりやすく。
・情報は常に具体的に。（例：✗　山田投手は一生懸命投げ込みの練習をした→　◯　山田投手は100球の投げ込み練習を行った）
・文章を引用する場合は、引用元を明記する（例：✗　一部報道によると　→　◯日◯月発売の週刊◯◯によると）

例えば、週刊誌の記事を引用する場合は、必ず雑誌編集部に連絡します。「重要なニュースだと思いますので、ぜひ使わせてください。引用は必要最低限にとどめます」といった趣旨を伝えます。

私の新聞社デスク時代、一番引用させてもらったのは週刊文春さんです。新聞社では取れないようなネタを時間と手間をかけて、毎週のように載せてくる。すごいメディアだなと尊敬していました。

引用の明示は一種のマナーであり、読者に向けても大切な情報だと思います。引用の際には「総合ニュースサイト『ENCOUNT』」の記事であることを明記してくださるようにお願いします。

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