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ありがとうを記しておきたくて

今は、ほぼお休みの作陶ですが、これまでの人生の中で(って程でもないですが…)随分と救われたり、粘度が寄り添ってきてくれてたなあと、改めて思い返してました。

というのも、やはり体がキツイので電動ロクロはもうやめようとか、小物メインにしてこうかなどと思案する中で、不要なものは手放して、コンパクトな製作にしてこうと思いまして。そうなるとコレとコレはサヨナラだなあ等算段してちょっとセンチメンタルになっておりました(≧∀≦)電動ロクロとはかれこれ20年の付き合い?

子供の頃から何かを作るのが好きで、工作したり紙粘土したり、いや、新聞紙とヤマト糊をドロドロに煮て紙粘土作ってました!左官屋さんがセメントを塗っているのがテラテラしてとても感触良さそうで、シャベルと砂で真似っこしたりしてました。

大人になっていっぱしに働いて摩耗して、陶芸で息を吹き返しました^_^子育て中は思うように時間が取れず、細切れ時間で何かを作るというより、手で土に触るだけでも満足してたかも…。苦し紛れに粉をこねてパンや肉まんを作ってたなあ。

そして子供たちがいくらか手を離れたら、待ってましたと始動‼︎「工房ひらたま」としてハンドメイドイベントに出店したり、お店に委託で置かせてもらったり。そういう活動の中で多くの人と触れ合い、接客して自分の作品を販売する体験や避けて通れない会計などなど、いろんな経験をすることができました。

陶芸をしてなかったら味わえなかったことばかり!ありがとう!って、これじゃあまるで終わりの挨拶のようですが、たくさん作って売りたい届けたい、みたいなところから、ちょっと気持ちが進化しています。本当に必要なモノだけあればいいなと思うし、焼いてしまうと、もう土には戻せなくなるので。今この世界にほんとに必要なモノか、あるいは私自身が生み出したくてしょうがないモノこそ、もう土に戻れない陶になってもいいんだろうな、と考えてます。とりとめもなく…お付き合いありがとうございます😊

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