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どうしても「読めない本」がある。

読書が好きです。本質的には価値ある情報が好きです。
紙の媒体より電子書籍の方が応用が効くので好きです。

特にkindleでiphoneならAIが音声で話してくれるようにできるので、幅が広がりました。


さて、今回はどうしても読めない本がある話です。

「21世紀の啓蒙」という本を買いました。
ハーバード大学の心理学教授スティーブン・ピンカー氏の買いた本でビル・ゲイツ氏が絶賛した本です。


とはいえ、難しすぎです。

まだ50ページまでしか読んでいないですが、なぜこんなにも理解が難しいのかを考えてみました。

この本では、〜主義、宗教、文化、知能、心理学、意識、など、普通の生活をしていれば語られない内容を当たり前のように、知っている前提で話が進みます。

さらに具体性がなく抽象的すぎるので理解しにくいです。


この本を一般の人が読むには、「知らないワードがある。→ グーグルで調べる」 とする必要があり、繰り返し新しい知識に触れるのはめんどくさいです。
心理的にもその行動は辛いのでやる人は極少数です。

かなり根気のいる作業です。

一発で覚えられたら便利ですが、これは幅広いカテゴリが好きでない限り、できなさそうです。

さらに読める人は絞られそうです。


心理学の分野は好きなのでおおよそは理解はできますが、その他のカッコイイ横文字が並んだ瞬間に理解ができなくなります。

愚かな私は知ったかぶりして読み続けてしまう性質を持っているので、理解不能の状態で文字を頭にとりあえず流している状態です。

本来であれば理解できていないので「読めていない」んですが、私は文字を「読めている」と錯覚しています。


そんな本が他にもあります。
ピーター・ドラッガー著の「企業とは何か」を読んでいる時と同じ感覚になります。

これも企業のシステム、政治のシステムの大きな枠組みを経験として知っていなければ理解できるのものではないと結論して半年前に読むのを諦めました。


なので、私が読めない本の本質的な理由は
「経験がないから」に集約されそうです。

本のメリットとしては、私が知らない知識を手に入れることができる。と考えていましたが、最近ではなんとなく経験で知っているふわふわとした情報を論理的にくっつけてくれる。

それが本の良さ思うようになってきました。


心理学などはある程度自分を通して実験して経験できますが、文化、企業、政治、〜主義に関しては本で知識を手に入れることしかできません。

どうしても、知識止まりになるのでコスパが悪いような気がします。

数学を使わないのに、数学を学んでも意味ないですよね。
ソフトウェアを作らないのに、プログラム言語を学んでも意味ないですよね。


日常生活で〜主義の人たち、宗教活動の人たち、経営者、政治家と話すタイミングがある人にとっては、経験を手に入れることができると思います。

なので理解できる話であり、面白い話だと思います。


この本は、私にとっては経験できないから一生読めない本であり続ける気がします。

とはいえ、ビル・ゲイツが薦める本です。
確かに、彼らにとっては馴染みある分野で、複数のカテゴリを総合的に語れる人は希少で欲しい情報であるに違いありません。

※調べてみたら、1部は抽象性が高すぎるので最悪読み飛ばしても良いようです。
教養書として素晴らしいらしく、2部からが楽しみになったので、1部は軽く読み流ししてチャチャっと読んできます。


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