人はなぜ笑うのか?心理学、科学的結果www【グルーミング】
あ ノブです。
今日の車の運転中に、noteの文章で人を笑わすのはどうしたらいいだろうか?と考えていました。そこで、私の脳内での一つの結論が出ました。
その前に、人がなぜ笑うのか?
という初歩的な疑問すら私は知らないことに気が付きました。
ということで、心理学、科学的に【笑い】深掘りしていきます。
その前に最近、笑ってますか?
笑いは健康的にもいいことが知られています。
この動画は私が見た中でおもしろ動画の間違いなくNo.1です。
笑いのハードルを上げまくりですが、それでも絶対に笑います。
試しにこの動画を見るときは絶対に笑わないでください。
松本人志「緊張と緩和が大事」
まず、科学ではなく、笑いの最先端の「松本人志」さんの笑いについての哲学です。
松本人志さんが重要視している「緊張と緩和」というものがあります。
年末恒例の絶対に笑ってはいけない系がわかりやすいです。
これは、絶対に笑ってはいけない。という緊張があり、
そこで変なこと(常識はずれ、普通じゃないこと)をする緩和があります。
緊張 → 緩和
ここで人は笑うようです。
同じように、「ガキの使いやあらへんで。」では、サイレント図書館というものがあります。
これは、図書館では音を出してはいけないという緊張があります。
そこで、カードで選ばれた人が過激な罰ゲーム(そこでも音を出してはいけない)がされます。
視聴している私としてもなぜか「音を出して笑ってはいけない。」という謎の共通認識が生まれます。
視聴者すら巻き込んで経験させてしまうところがすごいですね。
さて、どうやらこの常識的な概念は他の国と同様のようで、図書館は静かにする(緊張する)ものみたいです
だから、サイレント図書館は海外にも人気があると言われています。
つまり、海外でも「緊張 → 緩和」というのは有効のようです。
日本の文化としてではなく、人間心理としてそう説明する要素の一つであると私は考えています。
日本での緊張と緩和に対しては、日本のお笑い界隈ではある一定の成果をあげていると説明できます。
参考《緊張の緩和》とは何ぞや
神経科学者 「笑いは、コミュ力の道具だ。」
TED(専門家が集まる信用ある発表会)で神経科学者のソフィー・スコット氏が笑いの根本的な参考になることをおっしゃっていました。
どうやら、人間のことを宗教的な「神の子」ではなく、科学的な「動物的な霊長類の一種」と考えているようで、それに基づいた論理的な見解をしているので、科学信者の私としては信用のおける人物と考えています。
ソフィー氏もかなり要約したので、内容が濃すぎるので、詳しく知りたい方はリンク先から飛んでください。
ここからの記事は、そこからさらに要約して書きます。
*
人間が笑うのは、「ただ人間が笑っているからだよ」
どういうことかよくわからない?
この動画見てください。(この記事の最初の動画と同じです。)
笑いましたね?
人が笑うのは「ただ人間が笑っているからだよ」
笑っているときには、人間の体がどうなっているかというと、肋骨の筋肉(胸のあたり)が動いています。
ここは呼吸しているときは正常な波をします。
でも話すときは、息を吐き出す量が多い、正常ではない波形をします。
この波形ができるから会話ができるんです。人間ってすごいね!
同じように、笑う時も同様に正常ではない異常な波形をします。
「ハッ!」って感じの呼吸になります。
これが人間の身体的な笑いです。
さて、この笑いは人類にしかできないと考えられていました。
実はネズミにもサルにもできます。
それはくすぐったりして観察できるんです。
その笑いの差としては実験したんですが、
なんと!独りでいるときと、誰かと一緒でいる時では30倍の差があるんです。
それで重要なんですが、人が笑うのは
Q.「どうして笑うの?」
A.「それは冗談が面白かったからだよ」
という論理的な人の脳の解釈の説明ではく、
どうやら、論理的な解釈ではなく、本質的な笑いとは
「理解していますよ」(動物的なグルーミング(毛繕いなどの一種))
という笑いと特定してしまったことです。
長いので、とりあえず、ここまでまとめると、
・緊張と緩和が笑い (哲学)
・笑いとは、グルーミング(毛繕い)の一種 (科学)
ということですね。
たったこれだけを長々と説明しました。
科学者は哲学者(経験則、理性的な考え)とは違い、実験と観察と失敗を認める思考をして物事を進めるのでかなり面白いですよね。
神経科学者のソフィー氏は濃密な研究成果を話しているので、もう少し続きます。
神経科学者「笑いには2種類ある。愛想笑い、本当の笑い、違いは簡単に気が付く」
みんなご存知のとおり
愛想笑い、というのは聞いたらすぐにわかりますよね?
対して、本物の笑いというのも聞いたらすぐにわかりますよね?
その時の脳の様子をスキャンしました。
すると、やはり脳の領域は別の場所が活動していることが確認できました。
重要なのは、愛想笑いの時の人間の脳の領域が活発になるのは、
「なぜ相手は笑っているのか?」と相手の考えを探ろうとするようでした。
で、この別の場所が活発になることを発見したので、
・相手が愛想笑いをしている。脳のパターンの特定
・相手が本物笑いをしている。脳のパターンの特定
これがわかりました。
つまり、これでこの人の思考が読み取れたので科学的に応用できます。
神経科学者「人間の成熟によって、笑いの愛想笑い、本物の笑いが識別できるか?」
って疑問が浮かんだので、即実験です。
実験結果としては、
「人間の愛想笑い、本物の笑いは年齢が最大40歳になると、正確に識別できる。」
ということでした。
※6歳では適当に答えた場合と同じ、脳が成熟した10代終わりでも不十分です。
つまり、この判断(愛想笑い、本物の笑い)の識別は学習を続けるということです。
それで、笑いは伝染します。
若い人は伝染しやすく、(誰かが笑っていたら笑いやすい)
老いた人は伝染しにくいです。(誰かが笑っていても笑いにくい)
ただ笑いは、笑声だけではなく、対人的な要素も必要です。
笑いは夫婦に重要!?
夫婦を呼び出して実験しました。
夫に「あなたの奥さんに対してのイライラすることはありますか?」
すぐに不満な要素がよぎります。
その様子を科学的にストレスをチェックされます。
この実験をしたところ、(奥さんも同じく)ほぼストレスは上昇しました。
重要なのは、このストレスを一緒に夫婦で笑いに変えていた場合、ストレスが軽減されるどころか、身体的にも快適さを増したということです。
つまり、夫婦のストレスに需要な要素は「一緒に笑っているか?嫌なこともポジティブな笑いに変えられるか?」といいたいようでした。
(科学的に重要な結婚の要素になりそうですね。)
同じように、友達関係でもポジティブな笑いに変えられるか?が重要だと指摘しています。
*
かなり長くなっちゃいましたね。
ここまで笑いの超要約の5つです。
・緊張と緩和が笑い (哲学)
・グルーミング(毛繕い)の一種 (科学)
・成長して、最大40歳くらい(科学)
・伝染するが、歳をとると、伝染しにくい。(科学)
・夫婦や友人に重要な要素はポジティブな笑い(科学)
ってことでした。
それで最初に言っていた、
「今日の車の運転中に、noteの文章で人を笑わすのはどうしたらいいだろうか?と考えていました。そこで、私の脳内での一つの結論が出ました。」
という問いですが、今回の科学的、哲学的な見解には全く当てはまらなかったんです。
最近は「絵を描くデッサン」で認知心理学として学習しています。
ヤバすぎる本を見つけてしまったかもしれない。
この記事で紹介しているのは現代では使われなくなった右脳を活性化する方法です。
概要を超要約すると、
「現代化して左脳(言語、論理とか)はかなり発達した。でも右脳(イメージ、直感)は相対的に弱い立場に立った。でも右脳ってすごい。(人類の革命をしてきた人たち(例えば、アインシュタイン)は右脳がかなり発達していた。)この右脳を発達させることによって、新しい知能を手に入れることができるよ)」
なんとも怪しい主張に思えますが、理にかなっているように私も思います。
実際にやってみて確信もしています。
それで、この本では、左脳、右脳という概念をかなり重要視しています。
この本の概念を知ってからは、noteなどの文章は左脳が超優位に作り上げていると説明できるんです。(右脳はあまり働けない。)
それで、理解いただけるかはわかりませんが、私が文章だけで「笑う」ということはほぼなかったんです。
例えば、芸人「ねずっち」
彼の芸風としては、謎かけですね。
面白いんですが、でもなぜか、ほとんど笑えないんです。(本当に面白いんですよ?)
論理的に考える
→ 左脳「理解できた!」嬉しい (でも笑うほどではない。)
同じように文章で面白いものも存在していて、ツイッターでも大盛況です。
ツイッターの大喜利的な笑い
これは論理的な文章です。
面白いですが、実際に笑いましたか?
私は面白いと思うんですが、実際に「笑わない」んです。
それで、私は気がついたんです。
左脳は笑いのレベルが高すぎるんです。
(左脳、右脳の分離脳の解釈 × 左脳的な笑いは笑わない)
他にも、boketeというアプリがあるんです。
画像があって、それを論理的な文章で笑う大喜利です。
私はこれは面白いな。だけではなく、肺の筋肉を動かして、声に出して「笑うんです。」なぜか、体が前、後に動きすらします。
それで!
これは、右脳(イメージ)左脳(文章)が共同している笑いなんです。
で、お笑い番組も全て、右脳(イメージ、映像、感情など)が優位に作られています。
それに大して、左脳(論理的、言語)はそこまで使わなくてもいいんです。
これは科学ではないですが、私の解釈として、「左脳と右脳で笑いのではないか?」と考えています。
(右脳だけで笑えるのではないか?と思ったんですが、
右脳で笑えるものはサウンド無しの映画しか知らないですが、あれは私としては笑えないです。漫画や、イラストなどの文章無しでは、笑えるものは限りなく少ないです。)
長いので、まとめます。
科学的には
・グルーミング(毛繕い)の一種 (科学)
・成長して、最大40歳くらい(科学)
・伝染するが、歳をとると、伝染しにくい。(科学)
・夫婦や友人に重要な要素はポジティブな笑い(科学)
日本の文化の笑いとして
・緊張と緩和が笑い (哲学)
個人の哲学として
・「左脳と右脳が 面白いと思った場合に笑うんじゃないか」(哲学)
それで、
noteなどの文章だけで人を笑わせるのは難易度が高いと思います。
イラストが必要な気がしています。
(進化心理学的に考えて、笑うの根本的には「私たちは仲間だよね?」(グルーミング)が起源の気がしています。)
参考
結局よくわかりません。
笑いはかなり難しいです。
深いことは端に置いといて、笑えばいいと思います。
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