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社会課題解決ビジネスとは?

 2021年8月21日にによるボーダレスアカデミーの集中講座(1デイ)に参加。社会起業家を目指す方やソーシャルビジネスに興味を持つ同士30名以上と1日みっちり学んだ。
 色々なバックグラウンドの参加者が集まっていた。本業で社会課題解決に携わる人。現在の取り組みより直接的に課題を解決することに挑戦したい人。自分自身がずっと直面している課題を社会課題と捉えそれをビジネスで根本から解決したい人。未来の子供達のために世の中を良くしたいと考える人。自分が良くしたいと思う具体的な分野がある人‥。

 ボーダレスアカデミーで学んだこと。それは、

1.自分が解決したい「社会課題」からスタートする(何ができるかは関係ない)
2.アイディアはすでに成功した起業家の方から習えば良い(ボーダレスでは”身内化”と呼んでいるが、お互いに協力し合う”スイミー”のような組織を目指す)
3.「社会課題」の本当の原因・背景はとことん「声」を聞いて事実を知る(表層に見えている社会課題からは本質の原因はわからない。声を聞くことで真実を探り根本的な解決につなげる)

 私たちはよく、持っているリソースを生かして解決できる社会課題を取り組もう、と考える。一方で、ボーダレスアカデミーでは自分に何ができるか、何を持っているか、ということは一才聞かれない。

 もし、あと1年で人生が終わるとしたら、「誰」を救いたいですか?その「誰」かは具体的な対象として浮かんでいますか?

と度々問われる。しかも、その救いたい「誰」の市場規模が大きいかとか、世の中から求められているか?といったことは考えない。救いたい気持ちがどれだけ強いか。それに尽きる。集中講座の中でも、その気持ちは本物ですか?と覚悟を問われているような感覚だった。救いたい”その人”を助けることでビジネスを生み出し、発展させていく、というやり方だ。
 長年サラリーマンをしていると自社のリソースをどう生かすかということばかりを考える。この新技術を欲している人は世の中のどこかにいるだろう、と売っていく。そういう考え方とはまるで逆だ。
 解決したい社会課題を作ったら、その後のビジネス化はボーダレスが伴走して成功させる。そのためにまた数ヶ月のトレーニング(社会起業プログラム)も用意されている。
 自分のスキルやリソースを一度手放し、人生を通して解決(後世に残したい)ことは何か?それを自分にとことん問いかける体験だった。

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