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母は勝手に楽しんでる

 長男がサッカーを習い始めた。毎週末、朝早くから一緒に出かけて、クラスが終了すると復習するために公園へ移動。こんなこと習ってたよね、あそこは褒められてたね、とかいろいろ会話しながら子どもに楽しく続けてもらうため、母頑張る。昼頃には少し横になっただけで眠くなってしまうほどヘトヘトになる。どこまで頑張るべきかどうかも正直、わからないのだが、これをきっかけに子どもたちと目標を持って時間を過ごせることは、母にとっては勝手に嬉しい。
 子どもの習い事は、進級テストがうまくいかなかったときや、たまに行きたくないと言われた時に何かあったのか?とヤキモキしたりと親の方が疲れるのではないか?と最近思う。自分が子どもの時には、親に塾に送ってもらった時、お母さんはいつも送るだけでいいな〜その間は何してるんだろう?とか無責任にも思っていたが、親は何倍も心配しているし、子供が学んでいる間は家事をこなしたり、習い事のための資金繰りをしてくれていたりと知らないところでたくさん頑張ってくれていたのだ。今頃、自分の母の思いがちょっと分かった気がする。
 ”子育て”を通して、自分がいかに大切にされていたか、守られていたかに気づかされる。けれども、長男にはそんな母の思いは気にせず、好きなことをたくさん見つけてもらえたらそれで良いな、とも思う。母はこれからもカラ回ってばかりかもしれないが、子どもたちが楽しく付き合ってくれる時まではヘトヘトになっても勝手に色々頑張ろう。

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