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ドクターイエローと次男

 次男は乗り物類が大好きだ。もうすぐ2歳になるが、言葉を話すようになってきて、最近では自分の名前よりも上手に「ドクターイエロー」を言えるようになった。
 1歳になる前から長男のお下がりのトミカのミニカーの山から自分のお気に入りのトラックやコンクリートミキサー車やバスを見つけ出しては手に持って、棚や床に同じ目線になり走らせていた。その次に興味を持ったのはプラレール。総武線や新幹線が特に好きで、よくお散歩でも電車を見に行く。そのうち、でんしゃ、しんかんせん、あずさ、そうぶせん、と言える言葉が増えてきて、とうとう、ドクターイエローも言えるようになった。男の子が生まれる前は、私はドクターイエローの存在すらも気にしたことがなかったが、新幹線の中でもとてもレアで一際目立つ黄色い新幹線は、子どもにとってヒーローのようなものなのかもしれない、長男もドクターイエローが大好きだった。
 子どもたちができること、話せる言葉は、知らないうちにどんどん増えていく。

「次男がドクターイエローと言えるようになった」

 大したことではないのだが、ふと、書き残しておきたいと思った。

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